【感想・ネタバレ】江戸川乱歩の大推理のレビュー

あらすじ

江戸川乱歩はなぜ、幻の作家の小説『仮面の恋』を封印したのか? 真相を探る作家志望の青年を、由布院温泉に訪れた編集者・服部健太郎。しかし青年は何者かに襲われ意識不明。謎の美少女が現われて、小説も紛失した。――昭和初期に起きたある殺人と、探偵乱歩の名推理。隠された暗号、男装の麗人……健太郎と妻の知香が謎を解く。耽美の世界が現代に甦った!

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Posted by ブクログ

作者辻真先によくある作品構成上のミステリー。
江戸川乱歩生誕100周年ということで書き下ろされた作品。あとがきに書いてあるのですが作者は生前の乱歩氏に二度お会いしているとのこと。
一回目はテレビドラマにするための依頼、二度目はそのドラマのお礼を言上に。
作品の目次は発端篇、展開篇、終局篇の三部構成。
ページを開くと乱歩の小説を思わせる書き出し。
それに対する手紙。そしてストーリーが動き出すという形式。
乱歩とその弟子にあたる作家の作品のこと。それを元にした小説家志望の青年の投稿小説と手紙。そしてそれを投稿された出版社。そこから始まるミステリー。
どう説明してもわかりにくいのですが、読むのは楽です。アニメの脚本をいくつもやった作者なのでスピーディでコミカルなシーンもありトリックもある。
読み終わった時、妙に充実した感があった。
そんな作品。

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2026年10月09日

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