あらすじ
「俺の望みは姫、あなた自身だ!」自分を攫った盗賊の首領ファルコに囁かれ、純潔を散らされるアンジェルティア姫。絶望に囚われたものの、精悍さの中に垣間見える彼の優しさと、深い愛に気づき、徐々に惹かれていく。もう一つ――姫には、自身も知らない伝説の力が……。秘められた力を求めて姫を奪わんとアルゴン王の魔の手が迫る! 蕩けるように甘く激しい恋愛ファンタジー。
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Posted by ブクログ
嫌々ながらも隣国のアルゴン王の元に嫁ぐ事になったアンジェルティア姫が、その道中で盗賊に攫われます。
この時点で、姫が親友とまで言う、侍女のミナの言動がおかしいなぁって思ってました。「命を懸けても姫を守る」とか言っときながら、姫の元を早々に離れちゃってるしねー。結局敵だったし。
盗賊ファルコは、死んじゃった元許嫁のアインホルン王国の王子様が、実は生きてました!っていうオチかと思ってたんですけど、元婚約者はホントに死んじゃってたんで、予想はずれました。
アルゴン王は予想通りの人でしたけど、最後になるまで、「紋章」のこと忘れてました。結局アルゴン王は生きてるし、この「紋章」がなんなのかとか、もう一人いた姫はどうなったのか?とかっていう伏線が置き去りで終わったので、次もあるのかな?
あれば機会があれば読んでみようかなって思いました。