あらすじ
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フィンランドの首都ヘルシンキの郊外にあるブオサーリ・ラスティラ。海と森にかこまれた美しいこの町に、8才のカオリはくらしています。カオリは外であそぶのが大好き。寒い冬は雪のなかでそりあそび、あたたかくなれば海や森、無人島でみじかい夏を楽しみます。
将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの4巻目。
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Posted by ブクログ
フィンランドは楽しそう。海があって、船の運転に免許がいらない。ごはんはおいしそう。おうちもかわいい。カオリのおうちは、犬もかめもかっている。
でも、朝8時なのに太陽が出ていないのとか、ヘッドフォンをつけて集中していいのとかにびっくりした。
1番いいなと思ったのは、きゅう食が自分でえらべるところ。ぼくはカオリと同じ、やさい・ハム・フルーツ・ヨーグルト・クラッカーみたいなのが食べたい。
フィンランドに行ったら、ブルーベリーのしゅうかくをしたり、バーベキューをしたりしたい。
教室のテレビはそうじがむずかしいし、コードはからまるし、ほこりがたまるから、フィンランドみたいにプロジェクターにしてほしい。(小3)
Posted by ブクログ
冬の白。
夏の緑。
フィンランドの美しい自然の色が印象深い本。
子ども向けに作られた本だけれど、フィンランドへの憧憬を深めるにはじゅうぶん。
フィンランド人の名前には、日本人にもなじみのものが多い。
(ミカやサキという人名。スシは狼だったりする)
この本の主人公カオリという名前もそういう類かなって思っていたら、カオリのおじいちゃんは日本人だった。
若い頃に旅したフィンランドで出会ったスオミの人たちの素朴さや純粋さに魅了され、フィンランドに住み着いたそうで、カオリのお父さんが自分の子どもに日本らしい名前をつけたい、とおじいちゃんと相談して決めたのだそうだ。
夏の章に出てくる、生のエンドウ豆!
片桐はいりさんの「わたしのマトカ」でも読んだけれど、食べたいなぁ……
と思っていたら思い出しました。実家の畑で採れたエンドウ豆が袋いっぱい送られてきたことを。
ちょっと食べてみました。
甘くて美味しかったー!けれど、毒素が含まれているので、日本で栽培されている豆は生食しちゃダメだそうです!!!キヤァ!食ベチャッタヨー!
でも今のところ、おなかは壊してません!
Posted by ブクログ
偕成社、世界のともだちシリーズは36の国のともだちの暮らしを紹介する写真絵本です。
今回は第1集の4巻「フィンランド 雪と森の国のカオリ」です。
フィンランドの首都、ヘルシンキの郊外に住む、カオリという少女の生活を通して、フィンランドの暮らしを描いています。
緯度が高くてとても寒い国だというのはあるのですが、短い夏を家族みんなでアウトドアで過ごしたり、海に行ったり、アクティブ似たり寄ったり過ごしています。
また、冬には雪の中でそり遊び。家にはサウナもあって、長く厳しい冬を過ごすための楽しみがたくさんあります。
カオリの家族たちの楽しそうで温かい様子がとても微笑ましいです。
フィンランドの暮らしの様子がうかがえるとともに、家族の温かさは変わらないのだなあと感じました。