あらすじ
幼い頃吸血鬼に家族を惨殺され、自身も人狼へと作り変えられてしまったロッソ。
敵討ちのため、吸血種絡みの事件を扱う警視庁公安部第六課対特異特殊事件対策室の
特殊捜査官となる。
しかし独断行動が目に余り、上からお目付け役として新しく派遣されてきた
監査官・三雲とバディを組むことを命じられる。
ただの人間の癖に妙な雰囲気を持つ三雲が目障りなロッソだったが、
ある事件で三雲と共に窮地に陥る。
今まで生き血の摂取を頑なに拒み本来の力を振るえないロッソは、
三雲に無理やり血を飲まされ興奮と共に感じた事のない感覚が湧いてきて――…?
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もったいない!!
ロッソと三雲の捜査官、バディ、人狼、吸血鬼…。BL的ファンタジー要素盛々な作品です。
絵柄が少女漫画テイストなので死の描写が痛々しくなくサラッと読めます。
しっかり事件物として入り込ませてくれるストーリーだけど、先の展開が読める部分(というか、王道展開?こうあってほしい!が叶えられる展開?)が逆に安心できました。事件は綺麗に解決するし、ハピエンを保証します。
捜査活動などのお仕事内容は正直薄い(用意されたようにサクサク進んでいく)ので、あくまでもロッソの追い掛けている事件のみを切り取ったお話として考えた方が良いです。もう少しバディとして様々な事件を捜査しているところが見たかったし、二人の距離が縮まるところを深掘りしてほしかったので☆3つにしました。色々とアケスケな面白いCPも登場しているのに、これだけだなんてもったいないなぁ…と感じます。