あらすじ
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向井航、小学六年生。東京の強豪スイミングクラブで、速くなることだけを目指して打ち込んできたが、ある日を境に挫折し水泳から遠ざかっていた。そんなとき、引っ越した佐渡で出会った同級生の海人・信司・龍之介の三人は、地元のプール存続のため、航を水泳に誘ってくるが……。 荒ぶる十代の熱が水の中を疾走する、佐渡が舞台のガチ青春競泳小説!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いかにも青春!
やっぱり4人の生活が、水泳1位を物語っています。
初めは、登場人物の龍之助ってやな奴〜とか思っていたけど、後半からメチャメチャ共感出来て本当に、
サイコーでしたー!
みなさんもこの本を読んで感想聞かせてください♪
Posted by ブクログ
航、龍之介、信司、海人の四人が紡ぐ青春水泳小説でした。水泳を嫌になっていた航が、新潟県への引っ越しを機に新たな仲間と出会い、変わっていく過程がしっかりと書かれていた作品だったと思います。
仲間と交流を深めていくにつれて、仲間たちが抱える家庭の事情や水泳にかける思いの強さを知って、人間的に成長していく航の姿を追うことができてとても楽しい読書時間でした。
努力する意味は他人から与えられるものじゃなく、自分の手で見つけていくものだと気付いてからの航は、周りに気を遣える優しい子になりました。航の一つ一つの成長を見る度に、胸が熱くなって心が温まる想いがしました。
とても良かったです。
Posted by ブクログ
引っ越しする前の東京でのスイミングは、ただただ自分だけが早くなれればいいだけの少し、残念な水泳だったけど、ドリームブルーに来たら、みんなで水泳に取り組むことはとても良いことなんだと分かった。
Posted by ブクログ
よかった!涙が出た。東京から両親の地元佐渡に引っ越した小6の少年。起承転結がハッキリしていて、山あり谷あり、友情あり、主人公の成長ありの児童文学の良さてんこもりフルコース。彼らの続きの世界も知りたくなる。
Posted by ブクログ
都会で挫折を味わった小6の航が佐渡で仲間を得て変わっていく。
よくありそうなストーリーも、両親の仕事の問題などもからめてそこそこ読み応えのある内容になっている。
ほぼ一文ごとの改行なので、厚さの割には読みやすいはず。
スポーツものの好きな子におすすめ。
Posted by ブクログ
泳ぐことを通して固く結ばれる仲間同士の絆に胸が熱くなる物語。
イラストも躍動感があり物語の効果大!
ありがちといえばありがちな内容なのだけれど、スポーツ好きな人だったら必ずハマること間違いなし‼︎
Posted by ブクログ
自分たちなりの形の友情を育てる小6のスイマーのお話。無理な展開はあまり無く、嫌な人も出てこないのですっきり。
主要登場人物は中学生かと思うぐらいしっかり者の、良く考える子供たちです。
スイミングの魅力と地方の暮らし、周りの大人が素敵に描かれていて、ほっこり。
Posted by ブクログ
水泳をめぐる、少年たちのお話。
佐渡に引っ越してきた主人公の少年は、東京の強豪スイミングチームに所属していたものの、妬みと挫折を経験してスイミングをやめている。
一方引っ越し先の佐渡には、今にも潰れそうな温水プールの施設と、「メドレーリレーに出場したいけれど、人が足りない」スイミングチームがあった。
ありがちな展開だけれど、
その中で描かれる友情と努力に挫折、
努力しても届かない公共施設の問題などが
すっきりと描かれて、読みやすい作品だと思います。
実際問題として、
存続が危ない公共施設なんて地方に行けばたくさんあるだろうし、そういう問題を身近に感じられるといいなあ。
水の中の泳いでいる描写がキレイで、
自分も水の中にいるようでした。
イラストもキレイなので、子どもたちからの人気も高い作品。スポーツ少年たちにすすめたい!
あと本自体が軽くて小さめで読みやすい。ソフトカバーとハードカバーの中間のような。