【感想・ネタバレ】夜の大人、朝の子どものレビュー

あらすじ

大人でいることにひと息つきたくなったら読んでほしい。
愛しい思い出がくれたのは、未来の希望でした。

朝の純真さを忘れ、切ない夜に自分を
閉じ込めていた女性の成長を描く感動作。

今日マチ子さんの漫画「夜の大人、朝の子ども」の1ページ目は、
土曜日の家族連れは大きな花束みたいだ から始まります。
離婚して、息子の親権を夫に渡し、ひとり暮らしをするゆいにとって、休日に見かける家族の姿はとてもまぶしく見えるからです。うっすらとした不安や焦りを抱える彼女にとって、「無邪気でいられた子どもに戻りたい」という願いは浮かんでは消えますが、夜見る夢の中で叶います。
引っ越してから音信不通だった親友、寂しいときに大切な1冊を教えてくれた図書館司書の先生、意地悪をされてもどこか嫌いになれなかったクラスメイト……。あたたかい子ども時代に、大人になって感じた傷を癒されて過ごしていくうちに、また夢の中で願うのです。「はやく大人になりたい」と。子どもの頃の思い出が、大人のわたしに勇気と自由をくれる全12話の漫画です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

以前読んだときよりも心に沁みたのは、この本を描いているときの著者の心境といま近い状態だからだと思う。あとがきも含めて好きな一冊。

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2024年09月07日

Posted by ブクログ

一人の女性の物語。今日マチ子さんが「世界から必要とされていないなんて、どうでもいい」と思えた時にできた作品のようです。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

すごく良かったんだけどまだうまく言葉にできない。うまく言葉にできないけど、心が仕事で荒んでしまっている最近においてはかなりバンドエイド的な役割になってくれた感じがする。もう一回読んで感想書く。2022.07.30

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2022年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「大人でいることにひと息つきたくなったら読んでほしい。」と紹介にひかれて読みました。
今日マチ子さんのあとがきを読んで、「夜の日記、朝の返事」を書くのもいいなあと思った。ノートのページを上下分割、上半分に夜に日記、朝読み返して下半分に返事。
夜の大人の愚痴めいた言葉に、朝の少しだけ元気になった自分が返事をする。
書くのがしんどい人はスマフォに自分あてに音声入力してもいいのかな。と思った。

今日マチ子さん、本文を読んで心が少し軽くなりました。ありがとうございます。
本文より いいなと思った言葉
「後悔もわからないことも がんばったことも 消すことはできないよ 全部 ゆいちゃんが歩いてきた道だもん」
「手に入れてしまうと 失うのがこわくなる そして あのときみたいに 必死にしがみつきそうで こわい」
「ちょっと前まで 他の家族を うらやましいと思ってた 大きな花束みたいだって 自分は枯れてしまった 一輪の花だった
見えないように ゴミ箱に捨てた 家族に見放された わたしは みっともない 消えてしまったほうがいい 一人…ずっと暗闇の中にいた
わたしは 花束の中にいる たぶん みんな少しずつ 不安で みんな一人 一人はみんなに支えられている 一人は最高にぜいたくだ まだ見ぬ誰かを思い 待つ時間なのだから」

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ちょっと脱線しますが、吉田拓郎さんのインタビュー記事をタイミングよく読んで共鳴した。
孤独への向き合い方の持論(ネットに紹介されてました)
「結局1人なんだっていうのは寂しいことでも何でもなくて。とっても素敵なことで、ひとりぼっちってこんな素晴らしいことはないんで。せっかくひとりぼっちで生まれてきてんのに、この大事なひとりぼっちを大事にしないで、みんなとワイワイやることばっかりに時間を費やして、そっちを気分としてメインに重きを置いちゃうとつまらない人生にならないかなってのは、僕の言い分ですね」と

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2022年07月01日

Posted by ブクログ

「私が世界を必要としているならそれでいいじゃないか」
本当に世界を必要として生きている人が、しがみつける人がどれほどいるか?
最近は一周回って軽やかでありたくなってきた

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2022年06月12日

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