【感想・ネタバレ】舌の上の散歩道のレビュー

あらすじ

生涯五万五千食の美味を選りすぐった名著!

『パイプのけむり』シリーズを始め、名随筆家と知られる作曲家團伊玖磨氏。中でも食随筆のファンは時代を超えて増えるばかりだが、数多い著作の中でも、幻の名著といわれる今作品が没後二〇年を機に装いも新たに登場。五万五千回の食事の記憶から、印象深い一皿一皿をユーモアと機知に富んだ筆致で描いたひと一冊。「海亀」「香港の蟹」「あざらし」「鰻」「虎骨木瓜酒」ほか今では食べられない幻の一皿から日常の何気ない料理まで滋味溢れる筆致で描いた、これぞ食随筆!の一冊。解説はエッセイストの平松洋子さん。

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Posted by ブクログ

『パイプのけむり』の團伊玖磨氏の食エッセイとは。
昭和の時代ならではのあれこれや、こだわりが楽しい。
併読していた『芙蓉の干城』に祖父・団琢磨氏暗殺の話が出てきたりして、歴史を感じるなあ。
巻末の平松洋子さまの解説がさすが!

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2022年05月18日

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