あらすじ
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『ゆけ! ウチロボ!』は、2011年10月に刊行された『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』(講談社刊)に続く、サトシン氏・よしながこうたく氏のタッグによる作品です。今回の舞台は、小学校。ある日、主人公の「よしお」が、親友だと思っていた「てっちゃん」から、突然暴力を振るわれます。いわれのない暴力になす術を持たなかった主人公は、ショックを受けるとともに、そんな「てっちゃん」に対して、何も言い返せなかった自分の弱さを感じて、ひとり泣きながら家に帰ります。道中、「てっちゃん」への怒り、弱い自分への悔しさがふつふつと沸いてきた主人公が、家の押入れに駆け込むと、そこにはロボットのコクピットがあって……、という内容。
サトシン氏は『うんこ!』(絵・西村敏雄/文溪堂)で一世を風靡、その後も他社から続々と新刊が出ています。絵は、『給食番長』(長崎出版)で絵本作家デビュー後、子どもたちから圧倒的な支持を得ているよしながこうたく氏。初コンビを組んだ前作は、『キノベス2012』20位、『第3回リブロ絵本大賞』7位など、書店さんからの支持を得て、発売から1年強で7刷2万4千部と好調に推移しており、2013年3月には、キャラクターのフィギュアガチャが発売されるなど、絵本を超えた広がりを見せています。今回の作品は、リアルな現代劇ですが、きっちり描かれたロボの造形や、ギャグっぽくもシリアスな展開でお話が進む、男の子の心にド直球に響く作品。ぜひ、さまざまな世代に読んで欲しい一冊です。
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Posted by ブクログ
よしながこうたくさんの「ウルトラゆうきシリーズ」の迫力のある絵が気に入ったのか長男からのリクエスト。男の子のロマンが溢れるようなお家のロボットがかっこよかったんだろう。
でも、お家ロボの登場は少なくロボ目当ての長男には?だった。
追記:2025年8月に借りた。次男が何度も読んでもせがんできた。
Posted by ブクログ
出たぁ〜!!うちロボ!!ww
男の子なら一度は巨大ロボの操縦を夢みるもんねww
でも、ロボの力に頼っちゃダメだって、最後にちゃんと自分で解決しようとするのがジーンときた(^-^)
Posted by ブクログ
もし男の子が生まれたら、これを読み聞かせしてあげたい。
男の子は乱暴で
ウジウジしてて
優しくって
そしてとても強いのだ
そのことを早く教えてあげたい。
独特なタッチの絵が、話をグングン引き立てています。読むだけでなく、手にいれたい一冊。
Posted by ブクログ
迫力のあるダイナミックな絵、家がウチロボに変身するというのが面白いし、その攻撃の方法も笑える。ストーリーはシンプルでわかりやすい。ただ、この物語の開始の理由がラストまで分からず、少しモヤモヤします。
Posted by ブクログ
4歳1ヶ月男児。
戦隊モノやヒーローモノが大好きなので、表紙に惹かれて読んでみた。
男の子同士の喧嘩というストーリーなので、4歳児にはどう読めばよいか、分からなかった。
見返しの「ウチロボ大図解」は、じっくり眺めると面白い。