【感想・ネタバレ】婚約者を奪われた伯爵令嬢、そろそろ好きに生きてみようと思いますのレビュー

矢野りと / 桜花舞

幼い頃から良い子を演じ続けてきた、伯爵令嬢のメアリー。姉が婚約破棄されたことをきっかけに、突如、自分の婚約者が彼女を守るナイト役となってしまった。毎日、姉と自分の婚約者の親密すぎる光景を見せつけられ、周りからは「見向きもされない可哀想な妹」と心ない噂をされてしまう。さらに両親は、落胆するメアリーにお構いなし。孤独に苦しみ、全てを諦めていた日々だったけれど……。無神経な婚約者と愚かすぎる家族には、もううんざり！ メアリーは全てを捨てて、自分自身で幸せを掴むと決心して――!? どん底人生からの爽快サクセスストーリー、いよいよ開幕！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。

[みさきり · ★★★★★]

一気読み

主人公の恵まれない環境から頑張って自分で道を切り開いて行く展開が面白くて一気に読み進めてしまいました！

いろんなキャラクター視点で書かれていて
そこも面白かったです

[月見 · ★★★★★]

幸せな気持ちになりました

自分を押し込めて家族の潤滑油になってた主人公が本当の自分になろうと頑張っていく。読み終わったらほんわかしました。

[匿名 · ★★★★☆]

顔を上げたヒロインが尊い

以前TVの番組で「３人子供がいたら真ん中の子供だけ見ていればいい」といっている人がいました。それだけ真ん中の子は疎外感を味わうことが多いのでしょう。
ヒロインは子供の時から諦めざるを得なかった｡両親はヒロインに寄り添おうともしなかった。兄は分かっていて目を逸らし、姉は分かっていて増長し、弟は分からずにヒロインである姉を自身より下に見た｡元婚約者は、ヒロインと結婚すれば悪評は消えるからそれで良いと思った｡
そんな中、ひょんなことからヒロインは、自身を取り巻く狭い世界から外を見るきっかけを掴んで、そして顔を上げました。そして考えて歩き始めたその歩みは本当に素晴らしいと思います。

＃ハッピー

[サマ · ★★★☆☆]

しっかり者

実家で我慢を強いられていたヒロインが、姉に婚約者を奪われたことを機に、家族のためのいい子をやめて自分の人生を歩むストーリーです。
流行りの婚約破棄系のラノベと思いきや、思ったよりもヒロインがしっかりしていました。ヒーローの権力に頼ることもなく自分の人生を自分で選ぶ姿が格好良かったです。

[匿名 · ★★☆☆☆]

うーん

最初はヒロインの境遇が辛くて解放されてほしいと思いながら読んでいたけど、割と早々に家族や婚約者に見切りをつけてからは、特に苦労や葛藤もなく淡々と進んだ印象。家族や婚約者との関係も、ヒロインが彼らを見限っただけで話し合いにもなってないですよね。
他の方のレビューにもありましたが、姉はともかく婚約者があんな行動をとっていた意図もよくわからないし、ヒーローのあのノリも好きになれませんでした。