【感想・ネタバレ】史料でみる和菓子とくらしのレビュー

あらすじ

月刊『なごみ』2020年の連載を単行本化。
錦絵や見本帳、茶会記、手紙など、さまざまな歴史史料の中から和菓子にまつわる記録を紹介し、昔の人々が年中行事の中で和菓子をどのように楽しみ、大切にしてきたかをひもとく読み物です。
「金平糖をかたどった明治初期の看板」「江戸時代の人気菓子店を連ねた番付」「菓子を所望する文豪たちの手紙」など、貴重な史料の数々は当時の庶民の暮らしや時代ごとの流行、甘党たちの和菓子愛を伝えます。
カラーの史料もふんだんに取り上げ、和菓子の文化史を目で楽しめる一冊です。

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Posted by ブクログ

現代の暮らしではなく、和菓子にまつわる人々の吉良氏の歴史といった感じの内容。
和菓子を切り口にして実に多くの面白い発見があった。
昔の大小と言われる暦からわかる和菓子屋の看板やお殿様のお菓子の手作りの事柄など。
家定は政治を顧みずお菓子を作るなどして少しおかしい人とえがかれがちだが当時はお殿様の間でお菓子作りが流行していたから別に普通だったのではと思わされた。
エコバックもいいが菓子屋の店舗による包装様式なども美しくて失われていくことが残念である。

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2022年08月22日

Posted by ブクログ

様々な歴史的資料から和菓子とくらしの関連を説明しています。
日々の生活の中での癒しの甘味。現代に通じます。

羊羹の由来などちょっとしたコラムも楽しめました。

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2022年05月22日

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