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インタビューについて
原作は最新刊まで購入済みの1ファンです。
ファンブックの内容は各キャラクターや世界観の補足から原作1~61話までの簡単なあらすじ、
人気の漫画家さんやクリエイターの方々の寄稿イラスト、カラーイラストやラクガキなど
(グッズ用など初めて見るイラストが多くて一番嬉しかったです。アーニャがかわいい!)
ボリュームがあってとても楽しめました。アニメのおさらいにも良いと思います!
また、ファンブック内のインタビューに載っている作者の方の発言について少し補足させて頂きます。
SPY×FAMILYは作者である遠藤先生と編集者として有名な林さんがタッグを組んで誕生した作品のようなのですが、
この作品が生まれるまでに遠藤先生の中で漫画を描くことに対して苦悩されていた時期があったらしく
リハビリとして描けるものを描こうとして出来たのがSPY×FAMILYだったそうです。
そういった背景から遠藤先生自身が本当に描きたいものとは異なる部分がある作品であり、その一つとして主人公のロイドについて
「(イケメンキャラをもともと好んで描かないので)思い入れがない」とインタビューで発言されています。
この発言がネット上で賛否両論を生んでいるようです。
商業で漫画を描くのであれば読者ウケを狙った作品を描くのは珍しいことではないと思い
(ウケる作品を狙って当たるのは才能だと思いますしSPY×FAMILY自体が面白いことに変わりはないので)
個人的にはあまり気になりませんでしたが、上記の理由から作品に対して客観的というかドライに捉えている様子が見られるので
SPY×FAMILYが大好き!でこれからファンブックを買う予定の方はもしかしたらインタビューの部分は避けた方がいいのかもなぁと言う印象は受けました。
しかし、「思い入れがない」から「手を抜いている」ということでは決してなく
ロイドを含めた各キャラクターの設定や世界観など真剣に考えて真面目に作品に取り組まれている様子もインタビューやファンブック内で沢山語られていて、
各キャラごとのQ&Aなどクスリと笑えるものも多くて面白かったです。
最初に感想を述べた通り、作品ファンの方であれば満足できるボリューム満点の内容ですので
もしインタビューで少し躊躇っている方がいるようでしたら是非オススメしたいです!
Posted by ブクログ
キャラやストーリー紹介だけにとどまらず、カラーイラスト(Twitterにあがっていたものまで!)やインタビューも!!!ゲスト寄稿集も、「手伝いました」や「手伝ってもらいました」とか見てると繋がり分かって面白い~☺出版社の垣根を越えてるの驚いた!アシしてるのも出版社じゃなくて作家同士の繋がりなんだね~。