【感想・ネタバレ】吸血鬼は眠れないのレビュー

あらすじ

満月の夜、陸はヴァンパイア研究部存続のため、吸血館と呼ばれる洋館に忍びこむ。そこでオリエンタルな風貌の男・狼に「待ってた。お前と会うためだけに生きてきた」と、押し倒されてしまった。狼は初対面の陸を恋人の生まれかわりと信じているようで…!? 永遠の命か、刹那の愛か…ロマンティックな恋のお相手は吸血鬼!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

吸血鬼×ヤンチャ高校生。設定も展開もかなり強引。≪孤独なバンパイアが300年前に外国で死に別れた恋人と偶然日本で再開!≫的な少女マンガストーリー。ヤンチャで素直でおバカな受けが可愛い。主要人物ほぼ全員が善人で憎めない。そしてほぼ全員がハッピーエンド。ラスト数十ページですべての問題が一気に片付き、読後感は爽快。

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2013年02月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 隼人陸(受け)は高校二年生。
 幼馴染の魚住海斗と、生徒会長である白鳥空也とともに、名前を絡めて「三将」と呼ばれている。

 ある日、陸が幽霊部員として所属している「ヴァンパイア研究会」という部が生徒会長である空也によって潰されそうになり、部員に泣きつかれる。
 まともな活動実績もないヴァンパイア研究会なんて潰されても仕方がないとは思うのだが、幽霊部員とはいえ部費で飲み食いしていたこともあって、しぶしぶ空也に廃部を取りやめてもらうように直訴する。
 ところが、ヴァンパイア研究部の話を持ち出した途端、空也が不機嫌になり、挙句、空也に告白されてしまう。
 その告白をその場の勢いでこっぴどく振ってしまった陸は、成り行きで飛んでもない約束をしてしまう。
 いわく「吸血鬼を見つけなければ、空也と付き合う」。
 そんな約束ばかばかしい、と思いつつも、引っ込みがつかなくなった陸は、夕方、学校からそう遠くない場所にある「吸血館」と呼ばれている館へと出向く。
 ところがそこにあったのは、花の咲き乱れる「吸血鬼」とは程遠い外観をした、きれいな花の咲き誇った豪奢な洋館で、結局「ただの僻みじゃないの」で終わるはずだった。

 ところが、その夜、陸は「アンドレイ」と呼びかけられて目が覚める。
 目が覚めた陸が握っていたのは、あの洋館で見た「ローテローズ」という深紅のバラの花びら……。
 そこでどうしてか「あの洋館に行ってみよう」という気持ちになった陸は、夜中にこっそりと家を抜け出して、洋館へとたどり着く。
 たどり着いた陸は部屋についた明かりに誘われるように、木に登って部屋の中を覗き込んでしまう。
 そこでは、2人の男がいて……
 直感で“儀式だ”と思った陸はつい「吸血鬼だー」と叫んでしまう。
 中にいた男に「誰だ」と叫ばれた陸はバランスを崩して、木から落ちてしまう。

 落ちた……と思った陸が目を覚ますと、そこはベッドの上で、先ほど部屋にいた一人――オリエンタルな風貌の男・狼がいた。
 その狼に、陸は「待っていた。お前と会うためだけに生きてきた」と告白され、押し倒される。
 けれど、狼は陸が自分の恋人の生まれ変わりだと思い込んでるようで――。

 てな感じの話です。
 とにかく、狼がヤバイです。
 そんでもって、陸がほしいですっ!!(黙れ)
 きっと、現実世界にいたら、きっと私好みの男に違いない(死んで来い)

 えーっと、点数的には75点。
 陸にメロったので、5点プラスで(爆)

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2011年11月04日

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