【感想・ネタバレ】青空の下で抱きしめたいのレビュー

あらすじ

会社をリストラされ、変質者と間違われて殴られ災難続きの裕希は、そのうえ家が火事にあい、なぜか自分を殴った男・征也とその娘と同居することに…。しかしホストをしながら一人で娘を育てていることや、彼の生い立ちを聞くうちに、裕希は征也の愛情の深さを知り、いつしか出て行くことをさびしく思うほどになっていた。そんな折、酒に酔った征也に求められ関係をもった裕希は、彼への想いをはっきりと自覚する。だが翌日、昨夜のことなどなんでもないように振舞う征也に裕希は深く傷つき――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

スピンオフが出るとのことで再読。
互いの足りない部分を埋め合い、無くてはならない存在になってゆくのがこういう作品の醍醐味でもあるし全体的な雰囲気は悪くはないのだけれど、事情があるとはいえ裕希があっさり状況を受け入れてしまったのが勿体無い。

擬似家族の描写が微笑ましく好感が持てる反面、何故この短気で幼稚な攻めを好きになったのか判りづらい。
その辺の心理描写をもう少し丁寧に描いてくれればさらによい作品になったような気がしてならない。

今作では不憫な役回りだった三条は、かなり好きなキャラなので、スピンオフが楽しみです!

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2012年06月05日

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