【感想・ネタバレ】平生の心がけのレビュー

あらすじ

経済学者として優れた業績を残した著者は、昭和8年から同22年にかけて慶応義塾の塾長を務め、誰からも敬愛された大教育者であった。本書はその小泉が「平常心づいていること」を、平明にして力強い文体で記した球玉の人生論である。晴雨を問わぬ誠実と勇気を説く各篇は、英国流の爽快なスポーツマン精神に根ざし、読む者の品格と気骨を陶冶する。他に、良い文章の書き方や病気見舞の心得など実際有用の助言に富む。
(※本書は1988/11/7に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

昭和25年から発表された文章であるのだが、堅苦しい趣はまるでなく、優しい祖父が新しく社会に出向くであろう孫に対してゆったりと分かりやすく「平成の心がけ」を語るような本である。

筋道をたてて論理的に納得のいくように書かれており、とても読みやすい。また、書かれた時節柄、時折登場する人々も歴史上のお歴々であり、これもまた興味をひく。

仮名遣いや漢字制限も変更されたのだと改めて気付き、福沢諭吉の「帝室論」は興味あり、読んでみたい。

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2016年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昔の慶應の学長が書かれた本。
一番印象に残っているものは「信なきものは去る」というもの。
落ち目だったり、旗色が悪くなっているときこそ応援すべき、というもの。自分もそうありたいということが多くかかれていた。

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2018年06月24日

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