【感想・ネタバレ】和菓子と言の葉~デザイナーが紡ぐ四季の物語~のレビュー

あらすじ

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日々が愛おしくなる美しい日本語を小さな和菓子に変えて。木の芽時、玉響(たまゆら)、松宵、薄氷(うすらい)・・・言の葉から得た着想をもとに、うつろう季節の情景や情感に輪郭を与える和菓子デザインの歳時記。四季の変化を慈しむ日本人の感性に心が動かされます。和菓子をより身近に感じられる厳選レシピや、うつわとの合わせ方、写真の撮り方なども収録。菓銘は英訳つき。

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Posted by ブクログ

こんな本を探していたんです

アートのような和菓子の本

和菓子は季節によって形と名前がついたものがあるのですがその名前や日本の言葉は情緒的でそこにも魅力を感じていました

和菓子の美しさ、日本語の美しさの両方を味わえる贅沢で素晴らしい本です

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

凄〜く素敵な和菓子と言の葉(*´∀`*)器や背景、写真の撮り方などなど、さすがデザイナーさんだわ〜(ノ´∀`*)本で眺めているだけで満足♪手元にあったとしても勿体なくて食べられないよ〜( ;∀;)

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2024年09月02日

Posted by ブクログ

言葉 と 和菓子

どちらも好き。

日本語も和菓子も美しい。

眺めているだけで幸せになれる一冊。

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2022年09月02日

Posted by ブクログ

和菓子の美しさ、日本語の言葉の美しさに、
1ページ、1ページ、また1ページとめくる手がゆっくりと、時間を忘れて眺めて、読んで、見返して。と時間を掛けて読みたくなる本。

読み終えたと思った後のレシピ!
またその後の和菓子とは。合うお皿など読み応えがすごい。

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2022年05月23日

Posted by ブクログ

和菓子好きとしては眺めているだけで至福な本。
花筏(はないかだ)、玉響(たまゆら)、薄氷(うすらい)等美しい日本語の名前も素晴らしいと思います。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

グラフィックデザイナー藤原夕貴さんが手がける和菓子。デザイナーがつくる和菓子ってどうなの?と思いましたが、繊細な日本の美意識がしっかり息づいています。根底にあるのは引き算の美学。日本庭園、茶道、華道、和菓子もしかり。「食すものでありながら、うつろいゆく季節や情景を映し出す小さな絵画」と表現されていますが、まさに至言です。その和菓子と、古より使われてきた日本人の感性を映し出す美しい言葉との出会い。たとえば、「霙(みぞれ)」、「銀竹(ぎんちく)」、「驟雨(しゅうう)」と銘うたれた三種のハーブ羹、それぞれの雨模様が見事に再現されています。「うつろい」と銘うたれた琥珀糖は、刻々と変化する空を切り取ったような淡く透きとおるグラデーションがなんとも儚く。他にも、「花筏(はないかだ)」や「水鏡」と銘うたれた錦玉羹(きんぎょくかん)の瑞々しい美しさ。要素を極限まで削ぎ落とし、銘ひとつで情感や風景まで想起できる和菓子。まさに究極のデザインである、と感じ入りました

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2022年12月22日

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