あらすじ
会社経営に借金はついてまわります。
ほとんどの人は、公庫や銀行から開業資金を借りて、会社を興します。
経営者は借金を一刻も早く完済できるよう、シャカリキになって働くのです。
著者も同様でした。
しかし、事業が広がるにつれ、完済どころか、借金は増えていく――。
1000万円、3000万円、5000万円……。そしてついに1億円に。
あるとき著者は、確信します。
「事業における借金は返さなくてもいいお金だ」と。
それが本書で解説する「他人資本論」です。
融資は増資、返済は減資、利払いは配当と考えればいいのです。
つまり「借金を返さない経営」。
本書を読んでいただければ、借金に対する考え方が180度変わります。
借金におびえることなく、上手に金融機関と付き合うことで、
もっともっと自由に経営ができるようになります。
借金のストレスから解放される一冊です。
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Posted by ブクログ
良い借金の仕方と苦しい借金の仕方がイメージできた
普段からの金融機関との交流、社長レターの具体例など、とてもわかりやすかったです。
公門式キャッシュフロー経営も、ひと目で分析ができて良いですね!
勉強になった箇所
・借金と、キャッシュフロー+資産とのバランス
・気にするべきは清算BS
・社長レターとその具体例
・公門式キャッシュフローと根拠のある売上高の目標設定