あらすじ
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うさぎのみみこは、お母さんが大事にしていたお皿を割ってしまいました。それをカラスのがちゃたろうに見られてしまい「ないしょにしといて」と、お願いします。すると、がちゃたろうは、「俺の歌を聞いて、一緒に踊ってくれたら内緒にしといてやる」と言いました。みみこは、仕方なく踊りますが、お皿の事が気になって仕方ありません。がちゃたろうが行ってしまうと、今度はキツネのけんたが声をかけてきました。「割れたお皿をひみつの場所に隠してきてやるから、一回だけチュ―させろ」と近寄ってきます。その時、ちょうど通りかかったくまおじさんに助けられ、同じお皿を売っているお店を教えてもらいました。みみこは、急いでお店に向います。けれど、割れてしまったお皿と同じものは、値段が高くてみみこのおこづかいでは買えませんでした。失敗をしてしまった子供の心情を巧みに描いた一冊です。素直に謝ることの大切さが伝わります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昔家にあり、小さな頃から好きだった絵本。
みみこの母さんの花柄のお皿がとってもすてきに見えて、子ども心に憧れてた。
大人になって久しぶりに読み(たぶん子どもの時以来…!)、え、きつね最悪やんとかびっくりしつつ、くまのおじさんに癒されたり、みみこと一緒に始終おろおろハラハラしてしまった。
黙ってするものじゃないな…と憧れとともに胸が痛んだ、思い出の一冊。息子とまた読めてよかった。
Posted by ブクログ
お皿を割ってしまって、お母さんにいえない悲しくドキドキしたきもち、「やらなきゃよかった」と後悔する気持ち、子供たちにも「ああ、こういう気持ちになるんだ」と疑似体験して欲しい。そして最後のお母さんがやさしく「怪我しなかった?」と問いかけるように、自分もそうありたい。
Posted by ブクログ
小さな頃にみんな一度は体験していると思うこと。息子も物凄く感情移入して聞いていました(笑)子供のかわいい心を親も忘れず、怒り過ぎないよう心がけたいと思います(^^;;;