【感想・ネタバレ】ことばの向こうに旅をしてのレビュー

あらすじ

言葉のその先にいる「人」がわかりたくて、カタコトの旅に出た。台湾で筆談した屋台のおかみさん、国を追われカリフォルニアで違法民泊するガール、バンコクで出会ったブチ上げガン盛りマッサージ師、治安の悪い歓楽街に降臨した、スキンヘッドにスリップドレスのバブリーなジャーナリスト――わかりあえるはずなんかない、でもやっぱり「わかりあいたい」。フランスでの国際同性結婚や、アメリカでのLGBTs取材などを経て、愛と性、言語や異文化交流のことについて書き続ける文筆家の牧村朝子がおくる、言葉、国境、文化、ジェンダー、イデオロギー、あらゆるものを飛び越えていく言語系旅エッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「人生、トラブルが素敵な偶然に繋がることはいくらでもある。

学生時代、中国の天津に行ったとき、まさにその言葉のような出来事が身に降ってきたことがありました。

友達が道でコンタクトを落とし、必死に探しているときに、探すのを手伝ってくれた女性が偶然、日本語を勉強している方で、意気投合。お宅にお邪魔することになったのです。

トラブルから逆転して素敵なことが起きる。何も旅の中だけではなく、日常生活でもそのような発想でいれば、何も恐くなくなると思いました。

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2024年05月03日

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