【感想・ネタバレ】愛しのタワリシチ【分冊版】 1のレビュー

三浦みつる

働く男がいて、働く女がいて、だから職場はいつでもドラマチック。OL・三鷹陽子が働く部署の課長・立川が今月いっぱいで定年退職するという事で、何か記念をと考える女子社員達。そこでサプライズとして、奥さんに先立たれ子供も居ない立川課長のため、陽子が1週間限定で課長の奥さんになる事が決定。通いで夕食を作ったり話し相手になってあげるだけなのだが、いつしか社内で「課長と陽子がデキている」という噂が流れ始め、それが陽子の彼氏にも伝わり…!? 職場で巻き起こる様々な恋愛や人間模様を1話完結型で描いた名作オムニバス！

[G · ★★★☆☆]

値段の割には。

たくさん入っていて楽しめました。

短話集で、それぞれのカップルが主に彼氏がなかなか結婚に踏み切れないので彼女が他の人とデートしたりすると彼氏は内心ではもやもしているけど、昭和時代の男達なので意地っ張りばかりで読者としてもイライラでした。

特に1話目は、彼女の上司の課長が一人暮らしとなったので、女性職員達の間で課長のお世話を1週間しよう！ってなって彼氏持ちの彼女がお世話する事に。
一応彼氏に相談するが、もちろん彼氏は反対するけど、結局彼女がゴリ押ししてお世話をしに通う。

この課長さん、良い人だったから良かったものの、彼氏の言うとおり、もし万が一何かされたら…と心配するのは当たり前ですよね。
この彼女がオカシイと思ったけど。