あらすじ
本書は、哲学者が残した言葉や尊敬する女性たちの言葉を広末さん自らがセレクトし、自身の思いを綴った書き下ろしエッセイです。これまでの広末さんの人生に起こった出来事や日常でのシーンを交えながら、その言葉になぜ惹かれたのか、人生にどう役立つと考えたかなどが描かれています。今回の刊行にあたり、本書は執筆のすべてを広末さんが行い、約2年をかけて書き上げました。40代を迎えた広末さんが、女優として・妻として・母として・一人の女性として、今何を大切にして生きているのか、心に響く様々な言葉と共に綴られています。さらに、自身で撮影した日常の写真や、執筆風景などの写真もカラー16ページで掲載されます。
著者:広末涼子さんコメント
人生初の執筆活動!初めての書き下ろし書籍発売。お恥ずかしながら、緊張しています。私の好きな哲学者の言葉、私の尊敬する女性の方々のコトバと共につれづれなるままに書き綴らせていただきました。この本を読んでひとりでも多くの人に元気になってもらえたら、嬉しいです。
広末 涼子(ひろすえ りょうこ) プロフィール
生年月日 1980年7月18日
出身地 高知県高知市
血液型 O型
星座 蟹座
職業 女優
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
哲学者や著名人の数多ある名言を、広末さんがひとつひとつ反芻し、自分なりの理解と解釈を行ったログ集でした。
とっつきにくく感じる哲学の金言格言。
偉い素晴らしいと決めつけず、自分なりの善し悪しを決めても良いのだなと思いました。
広末さんは日頃から本をよく読んでいらっしゃるんだなと感じました。
ゴシップはどうでも良いのです。
真実は当事者で持ち合わせればいいのだから。
稀有な女優さんだと思います。
いちばん心に残った言葉はローザ・ルクセンブルグ「人生が私と永久に鬼ごっこをしている」かな。
Posted by ブクログ
広末さん、哲学がお好きとは御見それしました。
突然現れたアイドルって感じで、ずっと一線で活躍されていて。
こんなにしっかりといろんな事を考え、行ってた方だと知って驚き。
素敵な人ですね。
Posted by ブクログ
大女優、スーパースターの広末涼子がこんなにも人間として素敵で尊敬できる人だったなんて。
女優としても素晴らしいのはもちろん、仮に女優じゃなかったとしても、自分の近くにいたら尊敬してしまうタイプの人だった。
人として素敵すぎる。こんなのファンになってしまう。
Posted by ブクログ
エッセイというよりも好きな言葉に日常を添えてる感じ。でも私にとっても大切な言葉がたくさんありました。
小さな頃から大好きだった広末涼子さんが改めて好きになりました。
Posted by ブクログ
芸能人だけれど
ママであり
一人の女性であり
ひとりの人である
ひとつひとつを
とても大切にしていて
全力投球している
そんな
生き様がかっこいい
わたし自身は
ママになるか
奥さんになるか
それはなんとも分からないけれど
考え方や生き方
こんな歳の重ね方をしたい
Posted by ブクログ
自分が大学生の頃に好きだったドラマ「ビーチボーイズ」のヒロインの女優、広末涼子さん。この20年間でも映画やドラマで見ているし、先日、偶然見たTV番組でこの本を紹介していたので、買って読んでみました。
同じ時代を生きてきて、彼女も彼女の人生が僕が見ていない時も、もちろん続いていて、その中で哲学者の言葉や一緒に仕事をしている方の言葉を受けとめて生きている。
映画やドラマでしか見ていないから自分とは全く違う人生で、全く違う思考回路なんだろうなと思っていたけれど、彼女も同じようにして人生に悩み、それでも良くしようと考えているんだなと思いました。
なんだか身近な存在に感じるようになりました。
Posted by ブクログ
哲学者の言葉を中心に、時に親交のある女優さんの言葉も交えながら、ひとつひとつ丁寧に広末さんのコメント付きで紹介されている本書。
広末さんの言葉は軽やかで、そして(多分)正直だ。それぞれの名言について思うところが綴られているのだが、どんなに偉大とされる哲学者の言葉であっても「私はこうは思わない。」などと書いてあったりして、読みながら、自分だったらどう思うだろう?と考えさせられた。あれこれ考えを巡らせる、哲学の面白さがまさに伝わってくる。
そして、きっととても愛情深い方なんだなぁという印象も抱き、ますます広末涼子さんを見るのがこれから楽しみになりそうだ。
私も哲学書を読んでみようかな。
Posted by ブクログ
哲学書を読むことが無かったので、哲学者の名言を広末涼子さんの解釈と共に読めてよかった。
納得できる部分もあれば、しっくりこない箇所もあったけど、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
広末涼子の可愛さに惹かれて購入した本。
哲学者の本には難しそうで面倒くさくそうで、全く興味がなかったが、彼女が抜粋し、それを軸に経験談や考えに触れたことで、もし自分だったらその名言を同じように受け取ることができるか、共感できるのかなど哲学を身近に感じ読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
広末涼子さんがデビューしたのは僕が小学生になったくらいの時。
当時は好きだったかというと、まだ幼すぎてそういった感情が芽生えてなかった笑
広末涼子さんが好きになったのはここ4,5年。もはや、昔よりも今の広末涼子さんのが綺麗に見える。
そして、このエッセイを読んで、その人間性や努力家である点でより一層惹き込まれてしまいました。
僕も哲学とか論語を読みますが、小説とか違うジャンルでも「言葉の力」は凄まじいです。
言葉一つで人生は良い方向にも悪い方向にも傾く、けど、どちらかというと僕は言葉にたくさん助けられている。
だから、本を読むし、色々な言葉や人の経験を知りたいと思う。
広末涼子さんも似たようなことをしているというのは少し嬉しい部分でもあるし、僕も生きている限りは学び続け、努力し続けようと思います。