【感想・ネタバレ】バートルのこころのはなのレビュー

あらすじ

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おかあさんにありがとうを伝えたい。

自分のことを生み、育ててくれたお母さんの恩というものは、とても大きいものです。その恩を返すことはきっと一生かかってもできないでしょう。モンゴルの人々は、その大きな恩を敬って、「お母さんのお乳は、花のしずくを集めてわかしていれた、いっぱいのお茶ほどに貴重である」と言い伝えてきました。この伝説をもとにこのお話はできています。
主人公のバートルは、おじいちゃんから「心の花の朝露を集めてお茶を飲むと長生きできる」という話を聞いて、お母さんに飲ませてあげようと、心の花を探しに、夜ふけの森に馬で出かけました。森には、こわ~いこわ~い化け物がいるといわれています。
小さな少年の純粋な心からのプレゼントが、お母さんのハートに届くやさしい物語です。

※この作品はカラーです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

モンゴルの伝説をもとにした絵本。
おじいさんから“こころのはな”の朝露を集めてお茶にすると長生きできるという話を聞いたバートルが、お母さんのために夜遅く愛馬に乗って採りに行くというストーリー。
バートルが進むんで行く道のりはもちろん楽なものではなく、モンゴルの広大な大地が見せる闇夜の迫力は圧倒的で、しかもマンガスやショルマスといったモンゴルに伝わる化け物まで登場し、なかなかの緊張感が味わえる。
だからこそ、バートルが“こころのはな”が美しく咲き誇る場所までたどり着いた時の感動も大きい。
バートルの行動を通して、モンゴルの雄大さや家族への思いやりの心が伝わってくる作品。

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2012年04月30日

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