【感想・ネタバレ】東京オリンピック始末記のレビュー

あらすじ

なぜ開催してはならなかったのか.オリンピックおよびIOCによって歪められるスポーツと,犠牲を被るアスリートの姿.そしてわれわれ市民に遺された有形無形の負の遺産を徹底追及.東京2020を「終わったことにさせない」ため,オリンピックの問題性にいち早く警鐘を鳴らし一貫して批判を続けてきた研究者が総括する.

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Posted by ブクログ

コロナ禍の真っ只中の2021年に強行された2020年東京オリンピック/パラリンピックは異常だった。ここ最近のオリンピック/パラリンピックやIOCもまた異常だ。それでは何がどのように異常なのか——その答えの手掛かりになりそうな一冊だ。

政治と利権が大きく絡み、根源的な欺瞞を孕むオリンピックという「災い」について、2020年東京大会を例に解説・批判。そもそもの始めから「平和の祭典」には程遠い実情にはあきれるばかり。……読み進めていくうちにどんどん気分が落ち込んでしまった。

2026年現在開催されているミラノ・コルティナダンペッツォ冬季大会もまた、歪んでいる。「災い」をこのままにしていいはずはないが、声の上げ方を誤れば悪化するばかり。難しすぎる問題だが、なあなあにしない/させないために私たち一人ひとりがしっかりと考えていく必要がある。

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2026年03月09日

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