【感想・ネタバレ】明日のフリルのレビュー

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Posted by ブクログ

90年代 2000年代の個性派ファッションが大好きだったので、そのときの気持ちを思い出しました。
You&MIE、本当にあったら買いに行きたい!

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2023年11月10日

Posted by ブクログ

ファッション好きなのもあり、個人的にはとても好みなお話でした。
あやめにとっても感情移入したし、振流は実際にいそうなレベルのはちゃめちゃ具合で、全体的なリアルさも感じました。
久々に元カレに会った時にげんなりしてしまう感じや、おしゃれに意味ある?みたいに言われて感じたこととか、、
実際に体験したようなこともぱらぱらとはさまるおかげで、全然経験したことのないエピソードも入ってきやすかった気がします。

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

おしゃれっていいなぁ。
好きな服を好きなように着て、気持ちを上向きにする事ができる。
クローゼットを眺めながら、これもかわいい!あれもかわいい!と幸せな気持ちになってた昔を思い出した笑
久しぶりに気合の入ったかわいい服着て、かわいい服を買いに行きたいなぁ~

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2023年04月17日

Posted by ブクログ

素敵な作品でした!!
良かった~。これは男女関係なく読んでみて欲しい。

毎日やりがいもなく虚しい気持ちで働いているアパレル店員のあやめが、一点物しか作らないブランド「Your&MIE」に出会ったことから物語は動き出します。
素敵な服に感動してアパレル店員になったのに、毎日に嫌気が差しているあやめの心を鷲掴みにしたワンピースとの出会い。

『せっかくなら楽しい洋服を、楽しく着たい』

デザイナー振流と彼のデザインする服に出会い、あやめが昔の服へ熱い思いを取り戻していく様子が良かった。
デザイナー、店員、着る人それぞれの服への想いがつながって自分の手元に辿り着く。そう思うと素敵。
後半はスピード感もあってハラハラ!
温かさと爽快感を楽しめる作品。
元気をもらってお洒落もしたくなりました。
お薦め本です。

『似合うか似合わないかじゃなくて、その服が好きかどうか』
身体ではなく、心に似合う服。

いいなぁ。この言葉好き。
街で目を惹くファッションの人を時々見かけるけど、好きな服を着て楽しそうで羨ましくなる。
「もう歳だから」とか「どうせ似合わない」とかもったいない!
好きな服を楽しまなきゃ損だなーって改めて思いました。


『仕事も服装も、誰かに合わせるだけでは駄目だ。前に進むのも、どの道を選ぶかも、決められるのは私だけ。もし毎日がつまらないなら、自分で自分の物語を止めてるせい。おとぎ話じゃなくてもいい。波瀾万丈じゃなくていい。私がいいと思える明日を迎えるために、私が次のページをめくりたい』

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

大手アパレルメーカーで販売員として働く主人公はファッションが好きでそのお店のお洋服が好きでそこの販売員になったのに最近のデザインは「使える」ものばかりで楽しくない。
上からは売れと言われるけれど、疲労ばかりが溜まっていく。
へとへとの帰り道で出会ったのは1点物のこだわりのお洋服を取り扱う「わたしのクローゼット」というお話。

この話の中には量産型で回る経済のせいで愛する物が失われていく様、愛する物を生み続けるには足りないもの(お金や時間)が沢山あるという現実、そもそもそれ(この場合お洋服)にこだわらなくても生きていけるという人たち・・・いろんな要素が組み込まれている。
題材はお洋服ではあるけれどインテリアや食事などの衣食住に始まり本だって学問だって似たような境地に立っているものは多いと感じる。
文体は分かりやすいけれど書いてあることは結構深いよ?と思う。
この書籍が発売されたときアパレルとのコラボがあったそうだけれどそれだって経済の流れメディアミックスに他ならないわけで・・・。
感情よりも思考に訴えるものがある小説。好き。

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2023年01月12日

Posted by ブクログ

特にファッションに興味があるわけではない自分が、夢中になって読んでしまった。
若い頃気に入っていた服、着たかった服、今「好きだなー」と思って切り抜いた服の写真、いろいろな服が私の中にもあったんだ、と意外な思いでいる。
無性に通販ではない服を見に行きたくなった。

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2022年08月12日

Posted by ブクログ

自分の「好き」の気持ちを大切に、服を選びたいなと思いました。
流行の服を着て、とりあえず周りとなじむ服を選んでいたので、もっと心弾むような服を探そう!

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2022年06月21日

Posted by ブクログ


アパレル販売員として、大手「フラットフラワー」で働く、主人公の五福あやめ。

服が大好きで、自分の好きなブランドの服を売るために入社したはずなのに、セールでストレスは溜まるし、ノルマに追われる日々。


一体なんのためにこの業界に入ったんだろうか、と、仕事帰りのどんよりとした気持ちの中、ふとすれ違い様に美しいワンピースを着ている女性に目を奪われる。
一体どこのブランドなのか、スマホカメラを向けると、「YOU&MIE」というブランド名が目に入った。


ネットで調べてたどり着いたお店は、「あなたのクローゼット」という立て看板がかけられた、おしゃれなお店だった。そこから物語は始まる-。


どの服を選ぶのかは人それぞれだけど、服には個性が宿っている。街中を歩く人の服は、色は黒でも決して同じ黒色はないのです。選んで着る、仕方なく着る。理由は色々あるかもしれませんが、服は、自分を表すアイコンのうちのひとつなのだと思います。

読みながら、京都で観た、「ドレス・コード?─着る人たちのゲーム」展を思い出しました。
「見る/見られる」の関係性の中で、服を着なければならない社会のルールの中で、人は何を着るのか。こうなりたいという希望の服なのか、自分が好きな服を着るのか、意思表示のために服を選ぶのか。

服を着ることは、「なぜ?」というフィルターを通してみると、こうも色鮮やかになるものなのか、と思い知らされ、心を動かされた展示会でした。


閑話休題。服に詳しくなくても、服の魅力が伝わってくる文章と、登場人物の心理描写がわかりやすく表現されている点は非常に読みやすく、また詳細は書けないですが、構成も見事でした。

残念ながら、この本を読んだ翌日は仕事なので、服を選ぶことはできませんが、「服を選ぶ愉しみ」を再び取り戻すことができた気がします。

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

服を選ぶ時のわくわく感を思い出させてくれる作品でした。読んでいて、とても楽しかったです。大好きな服を着て思い出に残る日を過ごす時、仕事に邁進する時、家でゆったりする時に常に近い場所にあるもの。時に人生を変えるきっかけになることもある。自分が着る洋服はよく吟味して、本当に気に入った大好きなものだけを選んでいたいと思いました。

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2024年03月03日

Posted by ブクログ

こんな漫画が読みたかった!という本。服の説明が可愛くてテンション上がる。主人公がフリルの店に転職せずもともと好きなブランドに残っていたのが良かった。

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2023年08月16日

Posted by ブクログ

今や厳しいとされている、アパレル業界
に身を置き、日々同じことの繰り返しに
うんざりしていたあやめが主人公です。
そのあやめが
森の中にあり夜にOpenする洋服屋さんの
天才デザイナー振流の作品に出会ったことによって自分の夢や好きなお洋服との思い出などを思い出し、自分にとって洋服とは…個性とは
葛藤しながら仲間達と楽しく成長していく姿が清々しく
思わず応援したくなりました。 

たしかに、無難なデザインや同じようなデザインのお店が最近多いような…
社会の制服のような服ばかりではなく、
第二の皮膚と言われる洋服を個性豊かに
表現して素敵な自分に自信を持って好きになる
それもある意味自己主張。
流されたり周りの反応や評価ばかり気にするのではなく
着たいと思い、自分をあげる気持ちを持つ
大事な事だなぁと思いました。

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2023年05月10日

Posted by ブクログ

軽い文体の小説ではじめは馴染めなかったけれど、読み進めるうちに夢中になった。
服を着るのは、昨日までの自分に今の自分をコーディネートすること。昨日と今日を纏って明日を生きるということ。素敵な言葉だ。

さぁ、私も私の着たい服を纏って今日を明日を生きようではないか。

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2022年12月08日

購入済み

服を選びたくなる!

お洋服に関する描写は、わからない単語があったりするものの非常にワクワクさせられた
こういう服屋さんがあれば是非行きたいなぁ…
今回も著者の他作品に出ていた人物の新たな繋がりが見えて面白かった


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2022年07月23日

Posted by ブクログ

最近服買ってないなー。若い頃は洋服屋さんに行くのが楽しくて、ファッションビルの全部の店舗チェックしてどれも個性的で楽しかったのを思い出した。
もう一度あの頃の気持ちを思い出して服を選んでみようかな。

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2022年06月04日

Posted by ブクログ

面白かった!

クローゼットの中
きちんと整頓しよう。
好きな服だけにしてみよう。

って思いました。

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2022年04月23日

Posted by ブクログ

おしゃれって何だろう?
服選びって何だろう?
アラ還に片足を突っ込んで入るような年齢の私にとって切実な問題。
ラストの主人公あやめの決断に驚いたが、彼女の行動力にはアッパレ賞賛!

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2023年08月06日

Posted by ブクログ

販売員として働く五福あやめ。
個性が消え、どのブランドも似たようなテイストが展開されるようになった服を売る毎日。
帰りがけに見かけたインパクトある服を探し、たどり着いた一点ものを販売する服屋。
そこから、あやめの日々は少しずつ変わっていく。

服はもはや消費していくものになってきてしまった。
どこのお店も似た服ばかり展開し、個性もない。
安さを求め、飽きたら捨てる。
でも、あやめが出会ったのは流行に左右されることなく、デザイナーがこだわりや力を込めて作った服の数々。

高い服は数多くあれど、
そこに手間暇かけられ、縫製や素材が選び抜かれて作られているものがあることを、
この本は思い出させてくれた。
自分自身を変えることはなかなか難しいけれど、
第2の皮膚と呼ばれる、服を着ることで少し変わることが出来る。

服に身体を合わせる必要はない。心に似合えばいい。

良いことを言う。

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2022年06月23日

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