あらすじ
米国が震源地で「100年に一度」といわれる金融危機は、株大暴落を経て世界同時不況に発展しようとしている。危機が増殖していた時も、市場がパニックに陥った時も、常に日本マネーが狙われたのはなぜか。そもそもの発端であるサブプライム問題とは何だったのか。リーマン・ショックの真相にも肉迫。気鋭の証券アナリストが未曽有の危機の全貌をわかりやすく解説した決定版。
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Posted by ブクログ
世界一簡単かどうかは知らないけどわかりやすかった!
サブプライムの基本的な仕組み、アメリカに流れ込むマネーの仕組み、CDSについてなどなど。
ちょい古いけど。よくわかんなかったことが色々わかったー!
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
米国が震源地で「100年に一度」といわれる金融危機は、株大暴落を経て世界同時不況に発展しようとしている。
危機が増殖していた時も、市場がパニックに陥った時も、常に日本マネーが狙われたのはなぜか。
気鋭の証券アナリストが未曽有の危機の全貌をわかりやすく解説した決定版。
[ 目次 ]
第1章 世界一簡単に「サブプライム問題」を解説する
第2章 「金詰まり」のマグマが蓄積された
第3章 なぜリーマン・ブラザーズは破綻したのか
第4章 世界同時不況で起こること
第5章 世界は米国のために動いている?
第6章 日本はどこへ行く
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
意外と知らないサブプライムローン、リーマンショックの仕組みについて書かれています。今さらながらなぜ世界同時不況に陥っていったのかを知りたい人はせひどうぞ。
Posted by ブクログ
この本を読んだきっかけは、これほどまでに新聞やテレビを賑わせている「サブプライム問題」の中身をイマイチよくわかっておらず、十分な説明ができないところにあった。一部専門的な話もあり、100%を理解したとは思わないが、アメリカの金融機関の仕組み、体制などから、日本の金融機関との比較など、基本的な部分から勉強になる本であった。
第1章の「世界一簡単にサブプライム問題を解説する」というタイトルについては、少しオーバーな気もしたが、この1章だけでもサブプライム問題の概要は知ることができるので、一般常識程度に知る分には十分かと考える。
Posted by ブクログ
優しく語りかけるようにサブプライムの全貌が解き明かされる。第1章のタイトルは「世界一簡単にサブプライム問題を解説する。」いきなり大上段。これに対しては、筆者の意気込みを感じていただければと軽くかわされてしまっている。軽いノリが随所に散りばめられており、クスリクスリとほくそ笑みながら読んだ。口述のような親しみやすさでグングンひきつけられた。サブプライムがしっかり身に付いた。
Posted by ブクログ
100年に一度の金融危機で不況真っただ中の今、サブプライムローン問題などと騒いでいるが、そもそもサブプライムってどういう意味なのであろうか?それをわかりやすく解説してくれているのがこの本だ。さらに、この不況の中で、市場がパニックになってしまうと、なぜ日本マネーが狙われてしまうのかも解説してくれている。この不況が起きてから何となくそれに関する本が増えているような気がする。それはおそらく、これからどうすれば分からない人へのアドバイスでもあると思う。ただ、世界が苦しむとそれは日本につながる。これからまたひどくなることは、考えたくもない。これから日本は、世界はどうなってしまうのか?