【感想・ネタバレ】伊香保殺人事件のレビュー

内田康夫

浅見家のお手伝い・吉田須美子が警察に連行された。群馬県の吾妻町で起きた、焼死事件の殺人容疑者として。被害者・大戸は、政界に触手を伸ばす金融会社の専務で、妻とともに失踪中だった。そして妻も、伊香保町ロープウェイの崖下で転落死！ 謎に挑む浅見光彦。伊香保で晩年を過ごした竹久夢二の不可解な過去。……戦慄と殺意が奔る、“旅情ミステリー”の白眉。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　かなり以前に読んでいた内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、この作品は「第41作目」です。今回の舞台は “伊香保（群馬）”。
　この作品、ミステリー小説ですからネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、シリーズのなかではちょっと変わったテイストのように感じました。
　こういう読後感も悪くはないですね。