【感想・ネタバレ】かりそめ婚のはずが、年上旦那様の溺愛が止まりませんのレビュー

あらすじ

祖父の遺言で年の離れた老舗呉服店の社長・羽瀬と結婚した藍。ずっと惹かれていた人との新婚生活は心は弾む。夜になると落ち着いたクールな雰囲気は一変、何度も求めてくる。「こんな姿を僕以外の誰にも見せてはだめだ」貪るような口づけ。たぎった剛直で突き上げられれば、彼も私を好きなのだと思い知らされているようで。大人の執着愛で蕩ける、幸せすぎる年の差婚!

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匿名

購入済み

複雑

年の差ある結婚の色々の問題を乗り越えていくお話しかと思って読み始めましたが、予想を大きく超えた複雑な事情があり、それによってヒロインが傷ついてしまう過程は可哀想過ぎる。クズが成敗されたその時もヒロインは無傷ではないし。作家の方の性格?結構Sかな。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

祖父の遺言により、老舗呉服店の社長・羽瀬と結婚することになった藍。
ずっと想い続けてきた相手との結婚に、胸を弾ませながら始まる新婚生活だったが、そこに待っていたのは決して穏やかとは言えない現実だった。
物語は「かりそめ婚」「溺愛」「年の差婚」という甘い言葉から想像する雰囲気とはかなり異なり、遺産相続や複雑な家族関係、過去の因縁や人間の業が絡み合う、重く密度の高い展開が続いていく。
ヒーローは年上で立場もあり、藍を守るために多くを背負い、隠し事を抱え込みながら一人で解決しようとする。一方ヒロインは若さゆえの未熟さに悩みつつも、ただ守られる存在ではなく、苦労も想いも対等に分かち合いたいと願う。その想いのズレが、二人の間にすれ違いを生んでいく。
溺愛は確かにある。ただしそれは甘く包み込むようなものではなく、必死で、痛々しく、時に重たい愛だったように感じた。
物語の大半は陰謀、嫉妬、怨恨、不義密通など負の感情が渦巻いており、要所要所に挟まれるラブラブな場面も、心から「幸せ」とは受け取りにくい。
あらすじにある「幸せすぎる年の差婚」という言葉に期待して読むと、戸惑う人も多いと思う。
ただ、その分ラストで二人がようやく本音をぶつけ合い、対等な夫婦として歩み出す姿には説得力があり、ようやく「良かったね」と思える着地だった。
軽く楽しむ溺愛ものではなく、人の弱さや業、夫婦とは何かを突きつけてくる、かなり読み応えのある一冊。
甘さ控えめ、重さ多め。好みははっきり分かれる作品だと思う。

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2026年01月23日

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