あらすじ
あの名店の空間をずっと手元に……。
ふと行きたくなるお店、
自分だけのとっておきのお店、
誰かを連れていきたくなるお店……。
東京喫茶店研究所二代目所長が厳選した珠玉の81軒を紹介
キラキラ輝くクリームソーダ、ふわふわのホットケーキ、自家焙煎の珈琲、ゴージャスなシャンデリア、マスターとの楽しいおしゃべり……。
全国2000軒以上の喫茶店を訪問した東京喫茶店研究所二代目所長の著者が、これまで訪ねたお店の中から81軒を厳選。
お気に入りの名店、なつかしのあのお店……。
喫茶店めぐりに欠かせない新しいバイブル!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カフェ、喫茶店、純喫茶の定義は曖昧だが、抱くイメージは全然違う。この本で紹介される店は、どれも昔懐かしい雰囲気が写真と文章から感じられた。著者が住まう東京を中心に他県の店もちらほら。出会い、別れ、巡り合う。穏やかな時間の流れに包まれた空間で、幸せなひと時を過ごす喜びがこちら側にも伝わってきた。クリームソーダ、いいね。パーラーという響きも大好きだ。落ち着いたら京阪神の純喫茶に足を運びたい。切に。
Posted by ブクログ
純喫茶の紹介だけにとどまらず、満喫する術も参考になる。
2012年出版の加筆修正版らしいので閉店のお店も多いと思いますが、参考になるし残っていたら行ってみたくなります。
貴重な記録、有難うございますm(_ _)m
Posted by ブクログ
全店カラー写真じゃなかったのは残念ですが、純喫茶愛がすごく伝わってきました。
個人的に、オリジナルコースターやマッチの写真が載っているのも嬉しかった(ショップカードも見たかったな~)。
何度も眺めたくなるような本です。
Posted by ブクログ
包装紙に包まれておりタイトルが分からない状態で書店に並んでいたのを見て、「レトロ喫茶」というジャンルに惹かれて購入し、出会えた1冊。
表紙がレトロモダンで素敵。本棚に並んでいるだけでお洒落。
全国の選りすぐりの純喫茶が写真や可愛らしい挿し絵と共に紹介されている。
また、喫茶店に関するコラム等も載っている。
珈琲が好きで喫茶店によく行くのだけど、「喫茶店での過ごし方」は参考になるな〜と思った。
ドアノブの形に注目したり、頼みたいものが決まっていてもメニュー表をすみずみまで見たり。
最後、余韻の残るショートショートで締めくくられていたが、より一層喫茶店に足を運びたくなった。
Posted by ブクログ
純喫茶、懐かしいと思わせる響きである。
今流行りのス〇〇や〇〇珈琲とは違う。
チェーン店ではなく地域に根付いて、独特の雰囲気を漂わせる喫茶店。
入り口を開けるとマスターの「いらっしゃい」の優しい声。
包まれるようにゆっくりと座れる椅子。
その椅子は、ビロードなのか皮なのか…
想像が渦巻くのである。
行きつけのお気に入りの喫茶店があればいいのだが、そういうところがないのが寂しい。
たまにこうやって純喫茶コレクションを眺めては、行った気になる。
この本は、東京にある純喫茶がほとんどだが、ポツポツと違う府県も入っている。
マッチコレクションには驚いた。
今でも置いてある喫茶店があるんだ…と。
最近は、禁煙席が多いので、特にマッチは若い人だと見たことないのではないだろうかと思った。
コロナ禍になってここ数年は、用事を済ませてすぐ帰宅がほとんどで喫茶店もご無沙汰している。
そろそろ味わいのある喫茶店で、ゆっくりしたいと思う。