あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「自分にあった洋服を着こなしている」「おうちのインテリアが素敵」「素晴らしい構図の写真を撮る」「人の心をつかむ文章を書く」「他人の気持ちによく気づき、気遣いができる」。人に流されず、自分を強く持ちながら、周囲や他人への気遣いも忘れない。そういった、目に見えないものを大事にする「感性」を溢れる人が、身近にはいないでしょうか。そんな「感性」は、習慣によって身につけられます。本書では「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」の5つの習慣をとおして、読者の「感性」を養っていきます。著者自身も、器の制作といった感性が問われる仕事をしていますが、そのヒントは、幼い頃からの習慣によって得ていました。コロナ禍によって自身の暮らしを見直し、「自分が良い」と思うものを手に入れたいという人が増えています。価値に気づき、自分の軸を持って、選び取る。そのための感性の高め方を、ご紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
季節を感じ、旬のものを使うことで、自分の感覚を信じることができるようになるのだと思う。
四季に合わせて食器を変えて、趣向を凝らすというのはいいアイデアだと思った。
割れたお皿の金継ぎというのもいい。
物を大事にする心を持ちたいと思った。
そして、あふれる物を取捨選択し、整理整頓して、心スッキリ暮らしたいと思った。
Posted by ブクログ
最近、センスや感性のあると言われたいと思いこの本を読みました。
そもそも、感性って何?と聞かれても答えられない私。
でも、感性が良いよねって言われたら何故かとても嬉しいと思う私。
この本ではそんな私でも、感性を身につけるための方法を具体的に挙げてくれていて、私が思う感性を身につけた大人はこんなのって言いたいくらいイメージとピッタリあいとても楽しく読みました。
自分の身の回りのものにあまりこだわらなくなってきていると思い、今年の目標に全部でなくてもいいので何か長く使えるものを探す。四季を感じることをする。を追加して自分の感性を日々高めて行きたいと思います。
Posted by ブクログ
感性は観察する、整える、視点を変える、好奇心を持つ、決めるの5つの習慣から養うことができる。どの項も全部ではないが、自分が少し気をつけるだけで達成することができることばかりだった。
観察するは、少しゆっくり歩いて景色をみる。
整えるは常に整理整頓をすることで日々の変化を気づくことができる。
視点を変えるは、他人から言われたことはメモにとることで、言葉として自分の心に残すことができる。
好奇心を持つは、自分のやりたいことを口に出したり、メモすることにより自分の軸を見つけることができる。
最後に決めるは日常、食べる食事でも日々決断しているが、そこに明確な理由を持つことで、自分の好き嫌いを判断することができる。
全部小学生や幼稚園のとき習うことだが、自分自身が知識や経験を得たことにより、勝手に不必要に思ったり、見る前から判断してしまっていたり、考えることを避けていたと感じた。
日々の生活をなんとなく生きてしまうことがある。これに至る結果を明確に考えてると少し人生も変わっていくのかなと思った。一回やって変わることではないため、できる日は夜に日記を書く、読んだ本の感想を残していくなどできることからやっていこうと思う。
Posted by ブクログ
とても読みやすくてサラッと読み終わってしまった。筆者のSHOWKOさんは茶道をはじめとした日本文化が日常にある家で育っただけあって、この本で日本の魅力を贅沢に伝えてくれた。
誰でも日常を格上げできるような工夫や知識がこの一冊にたくさん詰め込まれていて、とても参考になった。さっそく実践してみたい!とワクワクさせてくれる本だった♡
Posted by ブクログ
様々な角度から、自分の生活を見つめる方法を紹介してくれる。
流されるままに暮らしていては、好き嫌いもはっきりせず、イマイチなものに囲まれてしまう。一つ一つ細部を観察し、好き嫌いを言語化することで選ぶことができるようになるのだろう。
家の中だけでなく、空間や時間の広がりを感じたり、記憶と思い出を結んだり、将来のありたい形から逆算してやらないことを決める、というのもとてもいいなと思った。
文章が読みやすく、やってみたいことがたくさんあった。
Posted by ブクログ
うつ病を患ってから、日々の体調不良でいっぱいいっぱいで日常の些細な差異に気づいてなかったなって思う。
あとは自分で決める事で感性の下地を作っていくという事。
多かれ少なかれうつになったのは他人軸の価値観で生きてきて、自分をおざなりにしてきたからだとは思うから大切にしようと思った。
Posted by ブクログ
なかなかに面白い本でした。
「周りがやっているから私もそうする」といった、日本人特有の周りに合わせる考えに対して、自分なりに目の前の選択肢を咀嚼して自分なりの答えを見つけていく。
そうして積み上がった経験値が、個々として目を見張るような輝きを持つ。
その結果、周りからは「あの人は自分の軸がしっかりある」であったり「あの人の考えや行動はセンスがある」と言った感性に繋がっていくのかなと感じました。
なかなか大人になってから行動するのは難しいものです。
だからこそ、そんな私たちにこの本は良い刺激を与えてくれるのではないかなと思います。
Posted by ブクログ
感性とは生き方はそのものだと思う。
取り巻く事象から何を感じ、どう考え、どう行動していくのか。その一連の流れである点が積み重なって人生という名の線に変わっていく。
感性は鍛えることは出来ないし、ただ物事を感じる力のことでそれ以上でも以下でもないと思っていた考えが改められた。
Posted by ブクログ
私にとっては良本だと思った。味気なない人生をぐっと濃いものにしてくれるような予感がする。
感性がある人は「答えをだせる人」
自分の人生において必要な物を瞬時に判断、行動に越し生き方もシンプルである。
感性は才能ではなく「習慣」
特別は環境は必要ない。感じ、吸収し、蓄積すること。
5つの習慣
・観察:日々の生活を意識的にすごす。細かい変化や違和感にも気づく
・整える:空間や心を整える
・視点:直感や思い込み、表面的な情報に左右されず、常に俯瞰視点でいること
・好奇心:趣味を持つ。自分の心が動いて没頭できることを探す。
・決める:自分の感覚を信じて小さなことから選択や判断、決断する。
これらを磨けば自分のものさしをつくれて、自信のある生き方に繋がる。
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ参考にしよう!っていう感じよりは、「ちょっと丁寧な暮らしを意識してみたいなぁ」と気分的に思った時にしてみたり、気持ち的になんだか雑な感じになってる時に意識してみるといいかもと思った。自分のモヤモヤした感情や心も整えていく習慣を身につけましょう。とありましたが、ほんとにそういう時に意識的にこの本をまた読むといいかなと思いました。慣性系の本は初めて読んだので、他との比較は分からないけど、ちょっと丁寧に生きるのにはいいかなと思いました。
Posted by ブクログ
0から1を創り出すクリエイティブな世界。
そこに身を投じてから
「感性のある人」への憧れが一層強くなった。
ところで「感性」ってなんだろう?
「感性を磨く」ってどういうこと?
それって自分でコントロールできるの?
みたいな疑問が湧き出てくるわけだけど、
この本を読んだ後に
帯にある「心のものさし」という表現が
まさにその通りだってなった。
クリエイティブは正解のない世界だからこそ、
自分なりの「心のものさし」が必要。
その手に入れ方が記された一冊。
Posted by ブクログ
正直、ハウツー本かなと思っていました。
しかし、読んでみると感性そのものについて深く知ることができました。
また、こんなに言語化できるなんで素晴らしいなと思い、やはり読書はいつでも様々な達人の言葉を得られる素晴らしい行為なんだなとありがたく思えました。
日頃から、習慣化していきたい項目を意識して取り入れたいです。
Posted by ブクログ
一つ一つの物事、活動に丁寧さをプラスすることで感性が磨かれたり思いもよらぬ発見があるというような内容。そのほか整理する、取捨選択自分で物事を決めることなどのハウも書かれてあり参考になる。
そもそも時間がないとこの本に書かれていることが実践できないので、決める習慣の章から読んで、やらないことリストを作りについて読み、そのほかの章を読むとよいかも。
Posted by ブクログ
感性のある人とは、「答えの出せる人」のこと。
優柔不断な私はこの1文を見て、この本を手に取りました。
是非やってみたい!と思うことばかりで、心が躍りました。まずは気温から始めてみました。始める前はかなり難しいのでは?と思っていたのですが、今のところは誤差があっても1度くらいで、日々自分が思ったよりも気温を気にしながら過ごしていることに驚きました。
読むだけでは勿体無いので行動に移し、これから少しずつ感性を育てて、素敵な人になっていけたら良いなと思いました。
Posted by ブクログ
人間はいつまでま迷い、惑いながら生きる生き物と知る
身の回りのモノを減らす
事象をすこし離れたところから俯瞰して眺める
決めたことを正解にしいていく
肌の感覚で気温を当てる
前を向きながら隣の人を観察
同時にこなす意識をもつ
二十四節気を覚える
財布の中を整える
午前中に掃除
一時間集中したら、15分休む
新しい生き方ができるようになる!
午前中に読みたい
目的もなく絵を描く
本人が書いたのと同じ書き順を想像
自分が話すことに気持ちよくなっていたら話すのをやめる
違う言語を勉強
なぜこれをするのか問い続ける
当たり前を疑う
季節によって香水を変える
やらないことを決める
自分の100年史を書いてみる
想像どおり
二十四節気
目的のない絵
Posted by ブクログ
感覚的に生きてきた者として、答え合わせのようなつもりで読み始めましたが、思いがけず、たくさんの気付きがありました。この本をヒントにこの先の人生を考え直して行きたいと思いました。
私自身も「やらなければならない」事に振り回されていることを改めて実感し、この先、自分がしたいことを自分軸で選別していきたいと思いました。100年史も面白そうです。
単なるおしゃれな本かと思い違いをされて、読まずにいたら勿体ない本だと思います。
作者の作品もぜひ見てみたいと思いました。
子供にも薦めたいと思います。
Posted by ブクログ
■評価
★★★★☆
■感想
◯感性について、かなり実践的で具体的な内容が記載されている。
◯近年ビジネスで要求される思想と非常に親和性が高い。感性のある人=正解のないことを自ら決めることができる人と定義している。感性を養う5つの習慣もそうだし、to do リストだけでなくnot to doリストを作ってみる話もそう。
◯言語化にこだわることは、感性を磨くことにつながると感じた。そのために日本語には様々な形容する言葉があるし、日本語で表せないものもある。それは外国語で学ばないとわからない感覚なんだろうと。それが言語を学ぶ意味でもあるんだと感じた。
◯自分が話す事に気持ち良くなっていると感じたら話すのをやめましょう。この時の自分は自尊心や承認欲求に引きずられているからです。でも、承認欲求から放たれた言葉は、それがどんなに正論であっても、相手の心には届きません。求められてもいないのにアドバイスは届きません。 このような示唆深い言葉も載っている。結構人生哲学的な本でもあり、よかった。
Posted by ブクログ
陶芸家として活動する著者が自身の生活やしごと面のことから学んだり実践している感性を高める習慣について書いた一冊。
観察する、整える、視点を変える、好奇心を持つ、決めるという5つの習慣から感性を養う方法を学ぶことができました。
著者の芸術家としての感性を通じて普段は目に付かない部分に気を向けることや日常生活の視野を少し広げるだけで感性を高めることができると感じました。
また歴史ある由緒正しき所で育った著者だからこそ幼少期から触れてきた日本文化の良さも本書で感じることができました。
そんな本書の中でも1時間集中したら15分休むことや頭の中を文字にして書き出してみることや相手と視線を合わせることで心の異常に気づくことなどは印象に残りました。
ものづくりに携わる著者だからこそ作り手や提供者の思いを感じることが大切であると本書を読んで感じました。
そして本書で書かれていることを実践することで感性を養い、「自分のものさし」を持って豊かな人生を歩むことができると感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
著者は、
人生は、「感性」を養うための旅、だといいます。
基本的なことを時に思い出すためにちょっと読む。
感性はみんな持っているものだけど…
感性のあるひと、というイメージでは、
センスのいい人、みたいな雰囲気があって、
著者は、感性は身につけるもの、という。
持ってるけど、ただうまく使ってないだけ、ともいえるよね。
使わなくても生存できる社会になっているのが現代だから
じゃあそんな現代で、どういうふうに感性を使い続けられるか、
そういうことなのかもとか。
特定のことには細心の注意を払えたり、積極的になったりするもの、
それを生活全般に、ということなのかもしれない。
つまり、習慣として。
観察する習慣
整える習慣
視点を変える習慣
好奇心を持つ習慣
決める習慣
のなかで、
~をしてみる、
といった書き方で紹介されていて、
著者はこんな事されているんだなー、と想像したりするだけでも興味深いし(だって著者は陶芸家らしい)、
あらためて普段何をしているかとか考えて、
自分なりに、新しく採り入れられそうなことをしてみる、のもいい。
Posted by ブクログ
決断することって感性のある人が習慣にできてることなんだなぁ。直近で読んだ別の切り口(記憶)の本でも決断の話に触れられてたけど、自分の課題?が見えな感じがする
Posted by ブクログ
感性を磨く上での習慣が多少具体的に書かれていました。感性を養うには「決める習慣」が重要という章に「コンプレックスを克服する」とありました。自分は特に「決定するには選択肢が必要で、コンプレックスを克服すれば選択肢が増える」という言葉に共感しました。
Posted by ブクログ
他人に流されず、自分で決める ことの大切さが改めてわかった。
観察する習慣、整える習慣、視点を変える習慣、好奇心を持つ習慣、決める習慣、の5つの習慣が大切。
Posted by ブクログ
感性のある人に憧れがあり、この本を読んでみた。
今まで、自分とは別次元で真似なんてできないと思っていたけれど、参考になる本だ。
観察する、ととのえる、視点を変える、好奇心をもつ、決めるという5つの習慣を通じて、自分軸をしっかりと持つ具体的な体験エピソードが記されている。
明日から3点具体的に始めてみようと思う。
・何気ない日常を丁寧に生きてみる
・分かったと言わないようにする
・自分100年史を書いてみる
Posted by ブクログ
感性がある=正解のないことに、自分で答えを出せるということ。
そのために「観察」・「整える」・「視点を変える」・「好奇心を持つ」・「決める」の5つの切り口で、感性を養うための習慣事例が紹介されています。
自分では「整える」・「決める」が苦手なように思っていたのに、できてないなと感じたのは「視点を変える」と「好奇心を持つ」。
そんな発見があっただけでも、読んだ価値はあったかな。
・承認欲求から放たれた言葉は、それがどんなに正論であっても相手の心には届かない。
・人は言葉によって世界を認知している。多様な同義語を身に付けることで、新たな表現手段を身に付き、新しい感覚を手に入れている。
ママ友グループで、適度な距離感で付き合い、みんなの情報に流され過ぎに選択ができる人は、確かにおしゃれで素敵、そんな風になりたい。
仕事で同じ立場の横並びメンバーと比較して、一喜一憂(どっちかというと憂鬱)するのをやめたい。
少しずつ実践して身に付けていきたいものです。
Posted by ブクログ
ゆうりさんの感想を目にして読みたくなった。
しっかりと観察することによって『自分の美意識の定規に、細かい目盛りを刻んでいくことといえる』
この一文を目にして、美意識に限らずあらゆることに関して、自分軸で生きていくために大切なポイントのように感じた。
とはいえ、大切だと感じつつも具体的な方法を読みながら、「めんどくさいなぁそれ…」とチラチラ怠慢な自分の顔が隠れることなく主張したりもあった。
『「自分のものさし」のある生き方』
『豊かな人生を送っていく道しるべ』
『自分の判断基準に自覚的』
こういうワードに惹かれたので、まずは自分が興味のあるワクワクすることから目盛りを細かくしていこう。
コンプレックスに関しての部分は特に「出来ない理由」「しなくても良い理由」「変わらなくて良い理由」探しから始まってしまいがち。
色々な出来ない理由をつけるよりも、「〇〇しない。」という表現として自分の意見にしたい。
…ということで、めんどくさいなぁそれ、と感じた項目に対しては、現状から変わろうとするエネルギーよりも、変わらない楽さを選択します!というように、自分の中でだけでも、自身が選択した理由をハッキリ言い切れる練習からやってみよう。
Posted by ブクログ
序盤はこの手の本に書かれている内容と重複している部分が多く、あまり代わり映えしない印象を受けました。しかし、著者の茶道で培った経験や職人としての感覚にだんだん触れていくことで感化され、いつのまにか丁寧な暮らしを心がけている自分が出来上がっていました。特に、「些細なことでも理由をもって選択する」という意識づけは、常に忘れないようにしたいです。
Posted by ブクログ
京都で陶芸の家に生まれ、陶磁器の作家である作者。当然感性のかたまりである作者が、感性を養うためにどのように生きているのか。それは、「自分のものさし」をもとに、日常の些細な習慣の積み重ねで、豊かな感性を養っていくということ。
周りの世界に目を向け、感じ、蓄積していくもの。
僕も、日々の日常を少しレベルアップし、「感性をゆたかに」楽しんでいきたい。