【感想・ネタバレ】幸福についての小さな書のレビュー

あらすじ

★スウェーデンベストセラー!
学術調査・歴史考察・実経験に基づく
たしかな幸福論、世界に先駆け日本上陸!
★ストックホルム商科大・教授が教える
よりよく毎日をおくる「13の小さな習慣」
★小さくて読みやすい!
すぐに読める北欧生まれの小さな本

コロナが影を落とした2020・2021年。
心機一転、明るいスタートを切るために読みたい
2022年・希望の書。

ストックホルム商科大学
経営戦略・マーケティング学部教授の
ミカエル・ダレーン氏。
幸福研究のスペシャリストである同氏は、
学術的に効果が確認されている
毎日をよりよく変える小さな習慣を13突き止め、
小さな本にまとめました。

「感謝」する/小さな「親切」をする/「運動」する/「思い出」にひたる……
読んだその日からできることばかりのメソッド。
前向きな気持ちになり、毎日を、そして人生を
たしかに変えるアクションが詰まった
小さな一冊です。

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Posted by ブクログ

人間の寿命が伸びたこと、また産業の入れ替わりのサイクルが早くなったこともあり、働き方に大きな変化が生じていると、感じています。
従来の人生モデルが成り立たなくなってきている中で、日々の生活でより、「幸せ」を感じられるようにするにはどうしたら良いのかな?と、継続して考えています。
今の時代を踏まえた「幸福論」を書いた本がないかなと探していたところ、この本が話題になっていたので、電子書籍版で読んでみることにしました。

本書は13の項目に分けて、これまでの調査結果や研究成果を踏まえ、「より幸福を感じるにはどうしたら良いか」を解説しています。

印章に残った記述の一つが、“都合のいい「想像」をしよう”。
未来を楽観的に想像し、その結果が良くないものだったとしても、がっかりすることに変わりはないし、そのがっかりの度合いも、(悲観的に想像した時より)大きくなるわけではない。
自分の精神を守るために、楽観的な想像を控える傾向がありましたが、そのスタンスを改めても良いのだな、と気づかせてもらいました。

もう一つが、“いい記憶を「再体験」しよう”。
過去の楽しかったこと、嬉しかったことを思い出す、逆のことは思い出さない。
少し意識すればできそうなことなので、実践してみたいと思います。

全体を通じて、一つ一つのテーマは、これまで読んだ自己啓発本や幸福論と、重複する部分があるかなと思いました。
ただしそこに、科学的裏付けが付記されているので、説得力を感じました。
そして、著者自身の経験を踏まえた、実践方法も書かれているので、「やってみよう」という気にもなれました。

上述した“再体験”や、“親切にしたことの数を数えてみる”など、今日から実践してみたいと思います。
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2022年07月25日

Posted by ブクログ

●幸福について以前から興味があり、わりと真剣に追い求めてきましたが、まさかそれが逆効果だったとは…。早めに気づけて良かったです。

●しっかりとした調査に基づいているからか胡散臭さもなく、勉強になりました。漠然としている「幸福」がどういったものなのか、少し掴めたような気がします。

●過去や未来を想像し、ワクワクすることで幸せになれるというのは、知っているようで知らなかった知識でした。というか、知らずにやっていたような気がします。これからはフル活用していきたいです。

●誰かに親切をすると「あげる」と「もらう」が同時に起きるという話は、希望を持てて嬉しかったです。与えるという行為は損をするのでは?と不安でしたが、自分も幸せになれ、相手も幸せになれるなら最高じゃんと思いました。

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2022年05月20日

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