あらすじ
車のためのとか,高齢者のためのとか,いろんなまちづくりがあるけれど,若者のためって聞いたことありませんね.でも,欧米ではそんな動きが活発になっています.生態系の象徴としての妖怪を身近に感じられたり,自転車に安心して乗れたり,創造性や活動性が存分に発揮できたり.そんなまちづくりをいっしょに考えてみませんか.
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Posted by ブクログ
某大学経済学部の輪読教材として使用されていることを知り、興味があり購入。そうしたきっかけでもないと、タイトルだけでは、なかなか手にしなかったであろう本ではあるが、読んでみると、実に面白い!
どのまちに住もうか、住みたいかとは考えたことがあるが、どうやって”まちづくり”をしたいこうかとは考えたこともなかった私にとっては、すべてが新鮮!さらに若者たちがそれに取り組んでいるというのも、身近で現実的で、そして生き生きと課題が浮かび上がってくる。またそれぞれの項目が独立していて、さまざまな視点から考察されているのもよい。第3章の日本の鉄道王国にも関わらず・・・は目から鱗。
Posted by ブクログ
まちを楽しむコツを示した魅力に溢れた内容。
車優先でお金がないと何もできないまちは窮屈。自主性を重んじてやりたいことができれば、自由で楽しいまちが生まれる。
まちが自分たちのものだと思えるように行動しようと誘いかけてくれる。まちは面白い。
Posted by ブクログ
ご時世がご時世だけに、高齢者の視点で語られやすいまちづくり。しかし、どんなに高齢化が進もうが常に社会に若者は存在する。そんな忘れられやすい若者の視点でまちづくりを語った、ありそうでなかった良書です。