あらすじ
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がんばりたくないときには、もうがんばるのをやめましょう。
どうせ、やる気なんて心のどこからも出てこないのですから、がんばろうという試みはすべてムダな努力。どうせやる気が出てこなくて、「私は本当にダメなヤツだな……」と余計に気分が落ち込むだけです。
とはいえ、「がんばって働かないと、生活に困ってしまう」ということもあります。
したがって、現実的に考えてみた場合、最高の作戦は、【なるべくがんばらずに、それでもそれなりのパフォーマンス】を見せなければなりません。
やる気が出ないからといって、仕事をサボっていたら、すぐにクビ。何としても、そういう事態だけは避けなければなりません。読者のみなさんも、人生の落伍者になるのはイヤですよね。
では、どうすればそんなに必死になってがんばらずに生きていけるのか。
その答えは、本書の中にあります。
本書には、【そんなにがんばらなくとも、しっかりと生きてゆくための心理テクニック】をたっぷりと詰め込みました。どんな人でも、きちんと仕事での業績をあげながら、「がんばらない生き方」を学ぶことができるはずです。
実をいうと、そんなにあくせくと働いているわけでもないのに、しっかりと仕事で良い成績を残し、たくさんの給料を稼ぎ出し、しかもプライベートの生活も充実している、という人たちは、本書のテクニックを使っているのです。
さて、前置きはこのくらいにしましょう。
「なんだか怪しげな本だな……」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本書で取り上げる心理テクニックは、すべて一流の学術雑誌に発表された研究に基づいたものばかりですから、どうぞ最後まで安心してお読みください。
目からウロコの知識ばかりが得られることを保証いたします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分ができそうなことまとめ
パフォーマンスをあげる
目標を立てる、1ヶ月ごとにご褒美を用意する
身体から心を整える
たえず笑う、深呼吸する、水場に出かける、大きく腕を振って早歩き、大声をだす、何かのコースに参加する、ボランティア活動をする
心を落ち着かせる
いい香りをかぐ、ペットを飼う、お守りを持つ、てをつなぐ、財布に現金を多めに入れておく
Posted by ブクログ
頑張る力がない時でも頑張らなくても読めるので、助かりました。
見出しだけ見ながらパラパラめくって、「アゴを上げるだけ」とか、取り入れられるものから取り入れて、調子を少しずつ上げて行こうと思います。
Posted by ブクログ
おそらく、自己啓発や仕事術のビジネス書を読む習慣がある人には、ほとんど聞いたことのあるメソッドだと思います。
前向きな話が多くメソッドの数も多いので、自己啓発入門にはオススメかもです。
この中からひとつでも良いので実行するのが重要ですね。
Posted by ブクログ
心身を整え、パフォーマンスを上げるためのテクニックがまとめられている本です。エビデンスとして載せられている文献がどれだけ優良なものかはわかりません。しかし、手軽に試せるものばかりなので、軽く挑戦してみてもいいかなと思います。
気分が落ち込んだら、まずその事実を受け入れる。その次に、ポジティブな人がやりそうなことをフリでもいいからやってみる。
まとめると、こんなニュアンスのことが書かれています。
Posted by ブクログ
不安は楽しむ=絶叫マシーンに乗るつもりになる。
嫉妬にもメリットがある=嫉妬しやすい人は相手を喜ばそうとする。
姿勢を正す=胸を張って答える。
親切を週に5回行う。
ルーティンにすると失敗しにくい。=サーブの失敗が減る。
緑の中を歩くだけで、集中力が復活する。
無理にでも笑顔をつくる=ハッピーな気持になる。
何でも自分でやる=明るくなれる。
深呼吸をする。
財布に現金を入れておく。
Posted by ブクログ
すぐに、かつ簡単にできて効果が期待できる様々な方法を、「~するだけ」という形で、元となった実験とその解説、およびまとめとしての結論を見開きで紹介した本。
実験は全て海外で行われ、論文として発表されているものばかり。巻末にも参考文献として記載されているので、元ネタを確かめたい人には便利。
掲載された「~するだけ」をいくつか挙げてみると、
「一番高いエネルギードリンクを飲むだけ」、
「ちょっと息抜きするだけ」、
「胸を張るだけ」、
「ながら」をやめるだけ、
「作り笑いするだけ」、
「深呼吸するだけ」、
等々、こんな簡単でホントに効果あるの?と思うような方法だが、これらも実験の結果、効果が認められるとなっているから不思議。
もちろん、万人に効果があるわけでは無いので、本書掲載の方法をいろいろ試してみて、効果の有無を各自検証する必要はある。ちなみに、88の方法が掲載されている。
面白かったのは、「ののしり言葉をつぶやくだけ」という方法で、実験によるとののしり言葉を口に出すと、なぜか人間を我慢強くさせる効果がある、との事。だからといって、しょっちゅうののしり言葉を出すわけにもいかないので、本書の結論もここぞという時にののしり言葉を使う、となっている。
さて、自分にはどの方法が合うのだろうか・・・。