【感想・ネタバレ】怒羅権 初代 ヤクザが恐れる最凶マフィアをつくった男のレビュー

あらすじ

暴力団も警察も恐れた史上最凶の半グレ集団「怒羅権(ドラゴン)」初代総長が明かす禁断の内幕! 暴力団も警察も恐れた史上最凶の半グレ集団「怒羅権」――。中国残留孤児2世を中心とした半グレ集団の初代総長・佐々木秀夫による初書籍がついに刊行。なぜ怒羅権は誕生したのか? なぜヤクザすらも恐れたのか? なぜ警察権力に歯向かい続けたのか? なぜマフィア化したのか? 東京での闇社会への影響力はあの関東連合をも凌ぐといわれた半グレ集団の謎に包まれた実態を、初代総長が語り尽くす!

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Posted by ブクログ

特に面白かったのは、現在の著者が大工さん兼YouTuberとして生きてゆくことと怒羅権であることとの相剋をどのように整理しているかという点。著者の考え方は非常に興味深かった。現在は御家族を大切にして幸福な生活をしているとのことだったので、少し救われる。
頻繁に時系列が前後して、中には読みにくい部分もある。著者の朴訥とした語り口が反映されているものでよりリアル!と好意的に受け取りたいけれど、そこは構成の段階で整理した方がよいのではないだろうか。整理しないのであれば語り口をより口語に近づけてもらえたらよかったかと思う。
普通に資料的な価値も高いのではないだろうか、語れる人あんまりいないでしょこの話。

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2022年03月15日

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