あらすじ
ディスレクシアである人の脳に共通する4つの強みパターン「MINDの強さ(空間把握能力:Material reasoning, 相互関係性把握能力:Interconnected reasonong, 物語理解能力:Narrative reasoning, シミュレーション能力:Dynamic reasoning」を活用することで、学校や職場でその才能を生かせるためのアドバイスや実例を豊富に紹介。
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Posted by ブクログ
大変いい本だとは思いますが、結局ワーキングメモリ以外のIQが高いかどうかで社会に適応できるかが決まるという話なので、ディスレクシアでも高IQなら大丈夫と題名を変えると親切だと思いました。
Posted by ブクログ
ディスレクシアの空間把握の力や、俯瞰し直感で物事や複数の情報から大意を捉える才能などと、その代わりに細かいところを押さえるのが苦手で、効率も悪く、思いつくまでに頭をリラックスさせないと難しい(側からはボーッとしているように見える)など、目から鱗の指摘がいくつもあって、メモをしながら読み進めました。
ただ、対処法となると英語学習の際には参考になっても、日本語の読み書きとなるとまた違うので、そこは別の本を読む必要がある点で星一つ減らしました。事例も多く面白かったですが、対処法は難しかったです。
Posted by ブクログ
ディスレクシアの人々が読み書きに困難を示すのは コインの片面でしかない、裏返すと素晴らしい特性を持っている と説く本。
自身を担当してくださっている心理士の方から薦められて読みました。
小中高大と特に学習に困った覚えがない(一般的な「ついていけなくなる」レベルだと感じている)ため、なぜ私にこの本を?と疑問に思ったが、読んでみると確かに ノートテイクに困難を覚えたり ストーリー形式だと多少暗記しやすかったりと 思い当たる節がいくつかあった。
最終章には特性にあった仕事や 職場を探すコツなども載っていた。職種の羅列であまりイメージは湧かないが、気になるものを調べてみようと思う。