あらすじ
東京都と台東区が共同で運営していた「自立支援センター」台東寮。金も職も住まいも失い、三食昼寝こづかい付きという夢のような好条件につられて飛び込んだホームレスの収容所は、魑魅魍魎の巣窟のような凄まじいところだった。
寮では8部屋に約60人が荷物のように詰め込まれ、1人分の専用スペースはたったの1畳というお粗末さ。おまけに食事もまずい。各部屋には牢名主のような存在がいて、その多くは暴力で支配している。せっかく三食と寝床にありつけたというのに、規律の厳しさから脱走する者が後を絶たない……
そんな「ホームレス収容所」で暮らす者たちの姿を通じて、現代日本の闇を覗き見るノンフィクションルポ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自立支援の施設での生活ってこんな感じなのか〜。
利用者のエピソードが個性的で面白かったですね。
世の中には色んな人が居るなぁと。笑
ホームレスになると社会復帰は大変そうにも思えたけど、福祉などのサポートを受けて、やる気さえあればやり直しがきく社会の方が生きやすい気がするなぁと思った。
Posted by ブクログ
まさに日記!といった感じの本ですねぇ…面白おかしく書こうとすると返って現実味が無くなってしまいかねませんからまあ、こういう書き方の方がいいのかな? と思いましたねぇ…全編、淡々と進んでいきますね…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
様々な人物が仮名で登場してきますけれども、気を付けていないと誰が誰だか分からなくなってしまいますねぇ…まあ、皆さん、個性的な人物ですからまあ、そういった個性的な人物が多数居るのが台東寮というところかと…(?) 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
その点、著者なんかはどちらかというとまともというか、普通な人、という感じで表彰台に乗れるような、というのは言い過ぎかもしれませんが、刑務所で言うなら”模範囚”といったところでしょうか…。
まあ、色々書きましたけれども、ホームレスといっても貧困老人ばっかりというわけじゃなく、現代には若いホームレスもいるようですね…それも大学を卒業してまで…社会に馴染めず転がり落ちてしまったんでしょうか…(´・ω・`)
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー