【感想・ネタバレ】真・古事記の邪馬台国のレビュー

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Posted by ブクログ

邪馬台国の謎は解けます。
この時代、統治王の上に祭祀王がいる事を踏まえれば。
日巫女は紛れもない祭祀王です。
吉備津彦や天照大神など、様々な名前が世襲名である事を踏まえると様々な混乱が収まります。
桃太郎のモデルも明らかに。
日本武尊の祖父は桃太郎。

古事記や日本書紀は、意図的に人物の名前や事実を隠したり、ズラしたりしています。

「欠史八代」(2代綏靖天皇から9代開化天皇は実在しなかった)という学説は歴史学会の定説との事ですが、根本的に誤りだと思われます。
以下は、古事記の元となっている帝皇日嗣(ていおうひつぎ)、即ち、正統竹内文書に伝わる、各天皇の即位年です。

57年 神武天皇即位
(倭奴国王の金印を送られる)
75年 綏靖天皇即位
107年 安寧天皇即位
(中国に使者を送る[『後漢書東夷伝』])
124年 懿徳天皇即位
(米豊作が戦乱の火種となる)
140年 孝昭天皇即位
(倭国大乱始まる)
157年 孝安天皇即位
(大乱状態)
171年 孝霊天皇即位
(大乱続く)
186年 孝元天皇即位
(大乱ほぼ収まる)
204年 開化天皇即位
(二度目の東征。日巫女の時代)
220年 崇神天皇即位
(二度目の東征に成功)
254年 垂仁天皇即位
304年 景行天皇即位

また、『真・古事記の宇宙』の記述の中の疑義について、一つ言及しておきたいと思います。
「キリストが日本に来た」というのは後世の創作の可能性はないかという事です。
もし後世の創作であるならば、まことしやかに語ってしまう事は、折角の正統竹内文書の価値が下がってしまう恐れがないかと思うのです。

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2021年03月29日

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