【感想・ネタバレ】ともに生きる地域コミュニティのレビュー

あらすじ

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「Society 5.0(超スマート社会)」では、「地域コミュニティ」に関する事柄が不十分であり、「人々がともに生きる社会(コミュニティ)」から「科学技術」を考える必要がある。本書では、人間を中心とした望ましい未来社会の基盤(地域社会のあり方)を検討し、どのようにサイバー空間と地域(都市)を計画すればよいか、事例をもとに提言する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

society5.0に向け様々な角度から提言がされている。

◆社会的な関係は、人々、情報、組織、場所のマトリクスで表せる。
誰が誰を知っているかで規定され、誰がなにを知っているかが社会的な関係をも形成しうる要因になる。
人は何らかの組織に所属しており、そのこと自体が人物のステイタスを表象する。どのような地域に居住するかによって地域的関係が築かれる。

◆映像アーカイブの活用
・研究材料として←恩恵を受ける人が限られる
・教育教材として←授業そのもののあり方にも影響を与える可能性
・地域住民向けワークショップ←コミュニティー手段として。参加者が高齢者に偏るのではなく地域の未来を担う新しい世代に広げることが重要。

◆改革には痛みを伴う
1962年に当時の米国大統領のジョン・F・ケネディが残した言葉。
「われわれは信じる。人間を労働から追い出す機械を新た に発明する才能があるのなら、その人間を労働へと戻らせる才能もまた人間にはあるだろう。」

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2023年10月10日

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