【感想・ネタバレ】経営のコツここなりと 気づいた価値は百万両のレビュー

あらすじ

松下がこの言葉に託したのは、いかに学問、知識にすぐれ、人格的にも一点の非の打ちどころのない人であっても、経営者として成功するかというと、必ずしもそうではない。成功するには、それに加えて“経営のコツ”をつかまなければならない。そして、そのコツとは、教えてもらって「分かった」というものではなく、いわば“悟り”のようなものだ。本書には、松下自身が日々の経営の中から“悟った”、「任せて任せず」「雨が降れば傘をさす」「好況よし 不況さらによし」といった言葉を紹介。確かに何事にもコツというものは、今まで出来なかったことがフッと出来た瞬間である。松下が悟った“経営のコツ”をここに紹介!

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Posted by ブクログ

字が大きくて読みやすく、あっという間に読めました。簡潔な文章でありながら、仕事に対する考え方のエッセンスが詰まっている。共通する大事な部分は抑えつつ、最終的には個性を重んじて自然のままに生きることの大切さが書かれている。人それぞれの社会貢献の形があり、本気で取り組めばなんとかなる、世間はそういう風にうまいかとできてる。青春とは心の若さなり。経営のコツはここなりと気づいた価値は百万両。

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2017年06月20日

Posted by ブクログ

【才能があるだけでは成功できない】
この本は、松下氏が「経営のコツ」について述べた考え方が集められています。
雨が降れば傘をさす、そのような素直で自然なものが、商売のコツである、と松下氏は言います。
しかしながら、同時に、部下のために死ぬ覚悟や、戦乱の玉に当たるような中でも命がけで商売をした昔の堺の商人のようなプロ根性、このような熱い魂を持て、ということを松下氏はおっしゃいます。

冷静に素直に考えるが、心はとても情熱に満ちている。
このような状態のことをさしているのでしょう。
これは、商売に限らず、私たちの行うあらゆることに当てはまるといえるのではないでしょうか。

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2009年11月19日

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