【感想・ネタバレ】大坂城―秀吉から現代まで 50の秘話―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

本願寺の大坂(石山)御坊の創建に始まり、豊臣秀吉によって築かれた大坂城。大坂冬の陣、夏の陣を経て、徳川政権下では将軍の城とされ、徳川慶喜もまたこの城で、各国公使と会見した。秀吉のきょうだいを名乗った者の末路や、淀殿の本当のお相手の名、豊臣秀頼生存説や、真田幸村、後藤又兵衛ら名だたる戦国武将の驚きのエピソード等、日本一のドラマティック・キャッスルの名にふさわしい歴史秘話50を紹介。

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Posted by ブクログ

大阪城にまつわる50の秘密。
以下は始めて知ることで、興味深く感じました。
豊臣秀頼が生きて、九州へ落ち延びた逸話は知っていましたが、秀吉の神社仏閣を修繕したりという姿が聖徳太子の生まれ変わりという説。
松下幸之助が大阪で水戸藩の元家老の助けで、松下電器の発展に大きく貢献したことで、長きに渡り水戸黄門のスポンサーを努めたこと
大阪城の城主が将軍であるが、城代が普段は白の運営を行い、西の諸将に指揮権を持つ絶大な権力を持っていたこと。

また、豊臣滅亡御は徳川幕府の西の拠点として機能し、明治維新後は陸軍の拠点として発展する。

大阪城の様に、かっては経済や政治の中心でありながら、時の権力者たちを翻弄してきた姿は、色々と考えさせられます。

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2022年02月02日

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