【感想・ネタバレ】レイン・ドッグズのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あい。
今回も文句なし。
阿津川辰海さんの解説に挙げられている(主に警察)小説もマイベスト級に好きなものばかりで、いかにこのシリーズがわたしのどストライクであるかを再確認した次第。

今回ローソンが大活躍。クラビーは控えめ。
次作が本当に楽しみ。

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ショーン・ダフィシリーズ五作目。

車に乗り込むたびに、爆弾を仕掛けられていないことを確認するために、
車の下を覗き込むダフィ。
とうとう、車に爆弾を仕掛けられた。
カウンセリングを受けるように、休みをとらされる。
しかし、IRAの爆弾と、
友だと思っていた男に裏切られるのと、
どちらが精神的ショックが大きいのだろう。

フィンランドからの電話会社の一行が工場用地の視察が訪れる。
同行していた経済誌の女性記者が観光スポットでもある古城で、
転落死した。
城は密室状態で、ダフィは刑事人生二度目の密室事件を捜査することになる。
その最中、警視正がIRAの爆弾で殺される…。

まさか、被害者の飼っていた猫をロンドンから飛行機で連れて帰り、
ダフィが飼うことになるとは思わなかった。
それに、家を出て行った若い恋人が、
妊娠して戻ってくることも。

部下のローソンが優秀なせいか、
前より読みやすくて面白かった。
フィンランドでの雪の中の対決も、
キャリックファーガスの雨の中の対決も、
緊迫感よりも期待感が勝っていた。

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2022年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『アイル・ビー・ゴーン』から『ガン・ストリート・ガール』を一作飛ばしてのエイドリアン・マッキンティ。

1980年代の北アイルランドを舞台に宗教対立、国内紛争を下地にしつつ、仲間思いで義理深く、それでいて大きな力にも汲みしないショーン・ダフィ警部補を主役に置いたハードボイルド風味の効いた警察もの。

『アイル・ビー・ゴーン』は島田荘司が解説を書くほど、いわゆる新本格めいた密室殺人事件を扱っていたのだが、またしてもと言うべきか、なんと今度はと言うべきか、本作で扱うのは密”城”殺人事件。

おもしろいと思ったのは、唯一的な容疑者がいる状況下での事件だということ。
自殺でないのなら、犯人はあいつしかいない!
でも、そんなはずはない、という設定。

実に惜しい。
ハードボイルドと人情の調和だったり、ひと捻り効いた密室事件といったプラス要素がありながら、余計に風呂敷を広げてしまったと感じる国際的陰謀説やら、アドバンテージを活かしきれていない収束やら。

でも、おもしろさは抜群に上がってきている。
これは次作も読みたいかも。

どうでもいいけど、謎の「あい」は健在でした。
何なのだろう。

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「古城での密室殺人」に惹かれて読み始めたが、期待していたテイストのものではなかった。
本格推理というファンタジーの世界に浸りたかったのに、テロや性的搾取などの現実的な警察ものがメインだったのと、「あい」などの違和感のある口調(訛りを翻訳したのだとは思うが…)が気になって、素直に読み進めることが難しかった。

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2022年06月16日

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