【感想・ネタバレ】禁じられた喜びのレビュー

マギー・コックス / 秋元由紀子

リアダンは家政婦として大きな屋敷に住み込みで働くことになった。主であるエイドリアンは有名なミステリー作家で、隠遁者のような生活を送っている。横柄で気難しい彼の言動に戸惑いながらも、心の奥を垣間見たいという思いが募り、リアダンは惹かれていくのを止められなかった。だが、その思いはのちに手ひどく裏切られることになる。エイドリアンが求めているのは彼女の愛などではなく、家政婦と愛人としての役割だけだったのだ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

悪くはなかったんですが、展開が遅いように感じます。読んでいてイライラ。心に傷を持つ人を主人公にすえるお話はよくあるパターンなのでその壁を打ち砕く彼女の個性があまりに希薄すぎるように思いました。