【感想・ネタバレ】読書会の教室のレビュー

あらすじ

みんなで読むと こんなに楽しい!
大ブームの読書会。だけど、参加する勇気がない?
主催したい。でも、何をすればよいかわからない?
大丈夫! 話題の書店〈双子のライオン堂〉が教える
手とり足とりの決定版ガイドブック!

読書会に興味をもつ人のための決定版ガイドブック。
参加・開催・運営に関する実践的なノウハウに加えて、
有名読書会の主催者へのインタビュー、
実際の読書会の様子を書き起こしたドキュメント、
読書の達人との座談会など、
読書会の楽しみ方を全方位的にガイドします。

目次

はじめに

第1章 読書会とは?
「読書会」とは一体なんでしょうか?
読書会は本が主役

第2章 読書会にはどんな種類がある?
読書会にもいろいろある
選書方法による分類
開催形式による分類
ちょっと変わった読書会のアイデア

コラム はじめての海外文学(谷澤茜)

第3章 読書会に参加するには?
読書会との出会い方・探し方
行くまでの準備
当日の朝の楽しい過ごし方
本の感想ってどうやって話せばいいの?
読書会が終わったあとに

コラム ビブリオバトルとは他人に本を探してもらうことである(岡野裕行)

第4章 読書会を開催・運営するには?
読書会の作り方
読書会の運営のポイント

コラム ビブリオバトル必勝法(安村正也)

◇なぜ読書会を開くのか?──主催者に聞く!
猫町倶楽部(山本多津也さん)
GACCOH(太田陽博さん、うきくささん、倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん)
八戸ブックセンター(音喜多信嗣さん、熊澤直子さん)

◇読書会では何が起きているか?──紙上の読書会
課題本方式 カフカ『変身』
持ち込み方式 「変な本」

◇読書と読書会について本気出して考えてみた
自由な議論とは何か――読書会から考える(倉津拓也さん、しょうへいさん、谷川嘉浩さん)
語り合うことの楽しみ、本をめぐる冒険(長瀬海さん、倉本さおりさん)

付録 必携・読書会ノート──コピーして活用しよう

おわりに

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Posted by ブクログ

読書会をやりたくてノウハウを学ぶために購入。ノウハウはもちろんリアルな読書会の様子も書いてあって非常に参考になった。早く読書会やりたい。

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

参加している読書会で司会をするかもしれないので、念のために読んでみました。
読書会に参加したい人と主催したい人のために書かれた本。とても優しいことばで書かれていて、本が好きで読書会が好きという気持ちで溢れています。

参加者としての心得
・参加すると決めたら、どんな手段でもその日に課題の本を入手すること。
・当日までに全部読めなかったら、どこまで読めたか伝えておくこと。
・疑問や質問はメモしておくこと。
・当日、本の感想は何を話してもいい。
 好きだったセリフ、共感した一文、「苦手だった」「難しかった」など。
 小さな差異が大切だから、他の参加者とほぼ同じ感想でもOK。

司会としての心得
・しっかり本を読んでおく。
・時間を守る。
・始まる前に雑談する。
・話者に耳を傾け、その他の人の表情を見て、話を振れるようにする。
・同じ人が話し過ぎているときなど、話題を変える。

などなど、基本的だけれども大切なことが書かれています。

読書会の様子を文章化したページもあって、読みたい本がまた増え、色々な読書会に参加してみたいな、と思いました。

私が参加している読書会には色々な方が来られています。この本を読んで、ボランティアでやって下さっている代表の方に改めて「ありがとう」を言いたいです。
私が司会をするかどうか、出来るかどうかわかりませんが、あまり構えずに楽しみたいと思います。

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2024年01月31日

Posted by ブクログ

読書会がどういうものかの紹介の他、(著者以外の)読書会開催者との対談を通して、どのようなことを考えて開催・ファシリテートを行っているかが書かれている。

読書会にて紹介される本及び読書会そのものの、媒介としての効用を、上手く言語化しているという印象を受けた。

行政の立ち上げた本屋である、八戸ブックセンターの話はとても興味が持てた。

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

読書会を始めたい・参加したいという人におすすめできる1冊。
読書会についてインターネットで調べると運営方法や参加方法などたくさん出てきてなにを信じるか難しいけどこの本1冊読めばだいたいのことが網羅されている。

会社や友人と読書会をする人はこれをまず読みましょう。

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2021年12月23日

Posted by ブクログ

読書会とは何かから始まり、参加や主催の楽しみを具体例を挙げながら示してくれる本。
読書会楽しそう! と思えるのだが、紹介されている会の性質からか「ちゃんと本を読もう」という声が聞こえてくる感じもある。
読書は孤独だから読書会もいいよね。

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2022年11月22日

Posted by ブクログ

【内容紹介】
みんなで読むと こんなに楽しい!
大ブームの読書会。だけど、参加する勇気がない?主催したい。でも、何をすればよいかわからない?大丈夫!話題の書店〈双子のライオン堂〉が教える
手とり足とりの決定版ガイドブック!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

私が考える「コロナウイルスによってもたらされた良いこと」の一つが、オンライン飲み会です。距離という壁を飛び越えて、オンラインで集まる文化が生まれたのは画期的と言えると思います。その中で、大学時代のサークル仲間で集まって始めたのが読書会です。「読書会」といってもそれほど堅苦しいものではなく、毎回お題を決めて、それに当てはまる本を紹介し合って…という形式のゆるーい会です。紹介される本も漫画がメインで、古典文学に精通しているメンバーもいません。
読書会を始めて早2年が経ち、これからさらに楽しい会にするにはどうすればよいだろう?と考え、この本を手にしました。前半は主に読書会を運営する側のノウハウ、ファシリテーターとしての心構えなどがしっかり書かれている印象ですが、後半はタイトルそっちのけで読書愛溢れる座談会が展開されていきます笑

個人的に一つ気になったのが、読書会におけるメンバー一人一人の「読書レベル」です。「どのような人にも門戸を開けることが重要」と説いていますが、参加する側の立場からすると「どこまで本に精通しているか」という点は非常に重要な要素だと思います。例えば、普段本を読まない人がいきなりドストエフスキーの話題を振られたらどう思うでしょうか。読書量は積み重ねです。例え「参加の仕方は人それぞれ」だったとしても、課題本以外の、タイトルすら聞いたことがない本の話で盛り上がられると、参加者自身も居心地が悪いし、主催者側もすごく気を遣うことになり、結果として楽しくない場になってしまうと思います。一方で、あまり本を読まない人のレベルに合わせると、それはそれで物足りない参加者が出てきてしまうとも思います。わからなければ興味を持って質問する、わかる人は補足解説をしてあげる、といった自然な気遣いがあることが、見ず知らずの人を集めて開催する読書会では特に重要だと思いました。

ちなみに私が住んでいる町で読書会を探したところ、1件もヒットしませんでした。時間ができたら自分で立ち上げてみようかな。オンラインとオフライン、2つの読書会がある人生なんて楽しすぎると思います!

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2022年08月19日

Posted by ブクログ

新型コロナをきっかけに自分の時間ができて本を読むようになってから2年、あちこちの読書会にも何度か参加して、昨年8月には自分の勤める会社でも読書会を立ち上げた。どうやったら読書会を盛り上げることができるかノウハウが欲しくて、この本を手に取った。

私が読書会を創設した目的は、本好きな人達が語らう場というよりも、優秀な若手を辞めさせないための施策だった。古臭い組織の中で苦しんでいる若者達に魅力的な場所を提供して、若手同士が繋がって欲しいと思っている。
顔見知りの社員100名に声かけて、参加してくれる人は3割程度であり、リピーターになってくれる人はそのさらに3割程度である(つまり9%)。少数の常連メンバーに支えられ、月2回のペースで細々と続けているが、どうしたら参加者(特に初めて来る人)に満足してもらえるか日々悩んでいる。

会の募集の仕方、会場の準備に加え、冒頭のアイスブレイク手法、話題の切り替え方、タイムマネジメント、参加者への話の振り方など、大事なエッセンスをこの本で学ぶことができた。初めて読書会に参加する人の心理的ハードルはとても高いことや、参加者に安心して楽しんでもらえるよう、きめ細やかに配慮する必要性を再認識した。ついつい、リピーターさんと内輪の会話になってしまいがちなので反省している。

まだまだ自分はファシリテーション能力が低く、読書会を存続させることに必死で、余裕が無いんだなあと痛感した。やみくもに読書会の規模を拡大させるのではなく、まずは参加してくれる方々と丁寧に話して、アイディアを募りたいと思う。読書会後のアンケートも実施したい。

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2022年03月23日

Posted by ブクログ

読書会を主催するひと、していきたい人向けの方一冊。読書は一人でやっても充分にたのしいけど、複数人でやると同じテキストからたくさんのことを受け取れる。テキストを媒介して新しい気づきや感情を得られる。

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2022年01月28日

Posted by ブクログ

読書会の運営などのノウハウやアドバイスなどをまとめた書籍。
広く参加者を募る読書会の企画、参加をする際には参考になる内容と感じた。
本好きが集まって楽しく一冊の本を読むという取り組み。なので、参加の意思表明というハードルに加えて、参加者の読書筋力が必要となるので、読書ができない方々にも広く参加してもらえるような拡張の話を他で掘り下げていきたいと思った。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

読書会をするので読んでみた。
思ったほどのノウハウ本ではなかったが、二人でもできるし、どんな形でもいいと言ってくれると、とても気持ちが楽になりますね。

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2022年07月21日

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