【感想・ネタバレ】食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

割と経済史よりの世界史。よくまとまっていると思う。説得力もある。少なくとも私が読んだことのある本についてはまっとうな紹介だった。
なんか違和感がある。言葉にできるようになるといいのだが。自炊するのは外食より、中食よりいいのだろうか。正直よくわからない。

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2021年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

具体的に「どこの誰がいつ行った何の行動か」を言及せずに「だから資本主義が、グローバル企業が、大資本家が食糧問題を引き起こし深刻化させている」と各章で結論づけるのは、「ファクトフルネス」で言うところの「犯人探し本能」や「ネガティブ本能」であると思う。「ユダヤ陰謀論」に近い印象を受けてモヤりました。

というのも、資本主義にしろ、グローバル企業にしろ、大資本家にしろ、大多数の人たちは、自分が悪巧みに加担している認識などなく、それどころか、世のため人のために貢献していると信じでいるから問題の根が深いのだと思う。

例えば、お客様に上質な時間を提供しようとレベルアップに勤めるスタバ店員に向かって「あなた方の企業努力が珈琲畑の子ども労働者と途上国の土壌を搾取しているんです」と悪者扱いしても何の解決にもならない。店内の客を含めて”困った人”と刺すような目線の集中砲火を浴びるだけだ。

資本主義は構造上、「成長」一辺倒の行き過ぎが生じて定期的にバブルと崩壊、再生と破壊を繰り返す。もっと便利に、もっと遠くへ、もっと安くといった目的に応じた「もっと」に拍車がかかるほど崩壊や破壊時のショックが大きくなるということも心しておきたいポイントだ。でもこれは「過ぎたるは及ばざるが如し」であって、良い面も悪い面もあるということも前提にした方が良い。

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2022年09月13日

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