【感想・ネタバレ】「命」の相談室 僕が10年間少年院に通って考えたことのレビュー

あらすじ

人々の心に寄り添い続けた著者が漢字を通して語る、
前向きに生きるための『命』の授業

もう死んでしまいたい、そう思う人にはこう提案します。死ぬ前に「十人」のお手伝いをしてください。誰でもいい。困っている人を助けるのです。この時には会話もあるでしょう。相手から返ってくる「ありがとう」「助かったよ」という言葉。悪いほう、悪いほうへと思いを向けていた自分が、ふと、とどまる一瞬が訪れるのではないでしょうか。「―」の横軸に縦軸が交わって、それがプラス、つまり「十」になる。お母さんのお腹の中にいるのは「十」月「十」日、キリスト教では「十」字を切って神に祈る。僕は「十」を、生きるためにとても大事な漢字だと解釈しています。

「命」などの漢字ギャグで人気者となったお笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本。彼は2011年から現在に至るまでの10年間、全国各地の少年院を中心に、漢字の知識を通して人生について語るボランティア活動『「命」の授業』を行っている。長きにわたり悩める人たちの人生に寄り添ってきた著者がいま改めて語る、生きづらい時代を楽しく生きるヒント。巻末に、同じく「金八先生」として若者の悩みに向き合ってきた武田鉄矢氏との対談を収録。

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Posted by ブクログ

わかりやすい考え方が、心に染み入ってきます!
最後の武田鉄矢との対談も面白い
特に合気道の話が興味深かった 

敵が現れた瞬間いかに愛するか それが合気道である
合気道の合は愛でもある
愛を持って笑顔で臨むと、本当に技がかかりやすい
合気道の精神は ぶつからないこと 敵を作らないこと
力と力でぶつからず、かわしあう

人生の極意そのものだなー
内田樹さんの本も読んでみよう

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2024年10月20日

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