【感想・ネタバレ】散歩が楽しくなる 俳句手帳のレビュー

堀本裕樹

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散歩をしながら句を詠む「吟行」に特化した俳句の本です。散歩に見合う季語を100語厳選し、100句と解説文を紹介。季語を意識して自然と触れ合いながら、四季のなかで散歩が楽しめる１冊。

[ブクログ · ★★★★☆]

　散歩ｘ季語＝俳句！　吟行とは、散歩しながら句を詠むこと。本書を携行して散歩にｗ。堀本裕樹「俳句手帳」、2021.8発行。①元日や手を洗ひをる夕ごころ（芥川龍之介）②うららかや猫にものいふ妻のこゑ（日野草城）③木々の香にむかひて歩む五月来ぬ（水原秋櫻子）④一つなくは親なき鳥よ秋の暮（一茶）⑤鯛は美のおこぜは醜の寒さかな（鈴木真砂女）