【感想・ネタバレ】先輩はおとこのこ 6巻のレビュー

ぽむ

竜二とまこと、親友から恋人になった２人。だけど、互いの心を思いやるほどにすれ違い……傷ついて迷いながら、めまぐるしく変化を遂げていく竜二、まこと、咲の高校生男女３人をめぐる関係性とみずみずしくも切なく美しい描写の連続から目が離せない第6巻。

[ブクログ · ★★★★★]

傷心のりゅーじが咲ちゃんを訪ねたところも、泊ま
っていくところも、とても微笑ましかった。
気を許せる真の友達じゃん。　
りゅーじはそもそも長引かせるつもりはなかったと
番外編で知って少し切なかった。
二人ならこれまで通りの友達でいられると思う。
りゅーじは暫く苦しいかもしれないけど、”気持ち悪
くないよ”と言ってあげたい。
男だから好きになったわけじゃないでしょ。好きに
なったまことくんが男だったってだけ。
気持ち悪くない。
あと、お兄ちゃん思いの小夏ちゃんが可愛い。

[ブクログ · ★★★★☆]

Webサイト「LINEマンガ」で連載されていたぽむによる「先輩はおとこのこ」の第6巻。2024年にTVアニメ放送が、2025年に映画が公開されました。花岡まこと、蒼井咲・大我竜二の3人の関係を描いた作品。3人ともめんどくさい性格しています。それぞれの「好き」という言葉に込められた思いや重さがバラバラで上手く落としどころを見つけられずあっちやこっちへ。2人のおかげで先は浮上できたようだ。自分の気持ちに気づいてしまったまことは、この後どうするのか。竜二の気持ちがきちんと行き場所を見つけられると良いな。