【感想・ネタバレ】名前も呼ばないあのひとと【単行本版】 7のレビュー

山本巳未

三年経ってなお、自分の気持ちはそうたにあると自覚したかなこ。しかしいつまでもそこに縛られている訳にはいかない。先日、赤の他人から聞いた“あの時”の噂話。その出所を探る為、かなこはえいじに連絡をする。そして事態は思わぬ方向に…。えいじの計らいでいくみと意図せぬ再会を果たしたかなこは、現在のいくみに言葉を失う。そしてその帰路、会社からトラブルが発生したとの緊急呼び出しを受けたかなこは問題を解決する為に外部のエンジニアに接触する。その相手が…。大人気コミック『名前も呼ばないあのひとと』が単行本版で登場！最終巻はChapter.25～28までを収録。巻末に作者のメッセージイラストあり！

[豚テキ子 · ★★★★☆]

因果応報？

いくみはそうたを予定通り寝取る事が出来、後は嘘をついて結婚までしようと目論んでたけど、それ以降に自分に降りかかる事は因果応報と言うしかないよね。嫌ってた母親と同じ事をしようとした事を知った時の落胆ぶりときたら…。
好きな相手とではないとは言え、4人の中で１番先に結婚・出産まで済ませて。でも、幸せではなさそう。当たり前か。
かなこはあんなに辛い目に遭ったのに、ちょっと元気そうで読者としても救われた。
これから2人で大事な時間を過ごしてほしい。
かなこ、良かったね。

＃泣ける ＃切ない ＃ドロドロ