【感想・ネタバレ】罪深き秘密のレビュー

アン・アシュリー / 高田ゆう

世界旅行の最中に、父親ほど年の離れた夫が急死。グウェンは失意の中、滞在先のイタリアから帰国した。近くに住む親友ジェーンを訪ねたが、思いがけず彼女の死を知らされ、さらにショックを受ける。ここ数年、屋敷にほど近い森では若い女性が殺される事件が発生していたのだ。手がかりはなく、捜査は遅々として進まない。グウェンは、親友の死の真相を調べてみることにした。親友の雇い主だったというジョスリン・ノースブリッジは女嫌いで尊大な、とても好きになれないタイプの男性だった。けれど彼が捜査に協力すると言い出し……。★人気沸騰中アン・アシュリーの、人間の持つ温かさと哀しみを描いたサスペンス・タッチの作品をお届けします。まるで一編の詩のような、情趣あふれる作風をご堪能ください。★

[ブクログ · ★★★★☆]

歳の離れた夫を旅行中に亡くし、帰国したグヴェン。姉妹のように育った親友の奉公先である隣家を訪ねたところ、雇い主であるジョスリンから、彼女が無残にも殺されたことを聞かされ、犯人をさがし始める…。芯が強くシッカリ者のグヴェンと、口の悪さがたまにキズだが（しかしソコが良い！〕、頼もしく心優しいジョスリン。ジョスリンの口の悪さのせいで、残念な初対面だった割に最高の相性でアッという間に婚約へ。このカップル、なんか好きだな〜。数名の犯人候補がいる中、グヴェンの観察力により、事件は解決。意外性はないけど、おもしろかった！

[ブクログ · ★★★☆☆]

3.8
お前らもうほとんど夫婦じゃねーか→じれったい→一瞬のマリッジブルー→謎解き

ふたりともいい性格をしていて面白い。
犯人は最初から怪しい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

親友の死の真相を探る未亡人とその隣人のお話。
両者の会話が結構辛辣。愛も棘もあるｗそこがお似合いということか。
ロマンスよりサスペンスの方が強い感じ。
今まで読んだアン・アシュリーの中では一番穏やかじゃない作品かも。