あらすじ
「顧客の声に耳を傾け、それに対応する問題解決的思考だけでは、『イノベーションのジレンマ』にはまってしまいます。企業は、それと並行して、いや、むしろ先行して、『強い想い』のもと、戦略的に考え、目標への道筋を描き、顧客を次の世界へと牽引していく覚悟を持って事業に取り組む必要があります。私たちに、なぜ、戦略的思考が求められているのか。それは、常に時代が変化していく中で、今あるものだけを対象に考えていても進化は生まれないからです。また、ルールが変わると、これまでの経営が立ち行かなくなるリスクも存在します」(本書より) 戦略的思考は、激変する今の時代に必要不可欠。問題解決的思考だけでは、これから生き残ることは難しくなっていく。目標の設定の仕方から、それを実現するまでのシナリオの描き方、外部環境や自社の分析の方法、さらに、戦略を実行するための人の動かし方に至るまでを、演習問題に答えながらトレーニング!
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Posted by ブクログ
戦略的な考え方を実持つために必要なのは、テクニックの前に「想い・意思」が最重要項目なのだと思った。その上で、考え方・行動の引き出しを持っていることにより、戦略的な思考・戦略的実行ができる。
「想い・意思」が一番重要なんだということを再認識させてくれた本です。
目標から考える「戦略的思考」、問題から考える「問題解決的思考」。自分が行っていることは今どっちでどこが足りないのかを意識しながら行っていくと良いと思いました。
全般的にわかる
戦略とは何か、戦略的に取り組むためにどういったやり方があるかを、分かりやすく説明してくれている。もっと深く知りたいと感じさせてくれる、良い入門書と感じた。