【感想・ネタバレ】百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話のレビュー

としぞう / 椎名くろ

この学校には『聖域』と呼ばれる二人の美少女がいる。お姫様みたいに可憐な百瀬由那（ももせゆな）と、王子様と見紛うほどに凜々しい合羽凜花（あいばりんか）。二人は家が隣の幼なじみ同士でとっても仲が良い。なのに、そんな尊き百合の花園を踏み荒らす不届き者が現れた。…………わたしだった。
しかも二人の間に挟まるだけでなく、両方に告白までされたわたしこと間四葉（はざまよつば）は、優柔不断が災いして二人と同時に付き合うことに。いやなんで!? お互いのことはもちろん秘密。それでも二人を幸せにしたい。こうなったら隠し通すしかない……二股はっ！ 史上最低!? だけどほんとはピュアなガールズラブコメ！

[ブクログ · ★★★★★]

四葉ちゃん目線で最後まで書いてあったのと、テンポよく物語が進行されていくおかげでとても読みやすく楽しかったです！

[山田 · ★★★★☆]

実にらしい

本当の意味でライトなノベル作品だと感じました。

一人称小説で、苦悩しすぎず、かといって軽すぎず、登場人物たちの緩くて緊迫感のない、だけど要所は押さえた構成。非常に読みやすい、実にライトノベルらしい作品かと。

まあやってることは最低寄りかもしれませんが、それは外野が口を出すことではないですし、当の本人たちが幸せそうなのでいいでしょう。当事者が幸せであれば倫理観など捨ておけば良いのです。

そう、こと創作に限っては。

＃胸キュン ＃ハッピー ＃萌え