あらすじ
――世界の家事をみてみたら、まさかの“生き方”再発見!
料理、掃除、洗濯、近所付き合い…家事は、暮らしの基本。
生活研究家の著者が、世界の家事と暮らしを調査するべく続けてきた、「暮らし体験」。
フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリアのヨーロッパ5か国で出会った、“選びとる暮らし”を通して、今新たに見出した、これからの生き方。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
生き方が素敵!!幾つになっても、好奇心を持って、新しいことを知る、体験する。少しのお金の余裕があれば、こんなライフワークができるんだ!
私も年齢を理由にせずに、海外暮らし体験してみたい!と思った。
自分の日常に取り入れたいマインドや行動も多々あって、参考になった。
- 自由に自分で暮らしを選ぶ
- 暮らしは一生を通して持ち続ける自己表現
- 家族の誰もが自由に働く、勉強する、バイトするためには手が空いてる人が家族のために動く
- 暮らしこそが人間形成において大切なこと(習い事や学業ほど役に立たないと親が子どもを家事に参加させないことがあるが、役に立たないなんてことはない!)
- 人生におけるニンジン。一日単位の小さいニンジン、一年単位の中くらいニンジン、数年〜数十年単位の大きいニンジンまでをぶら下げて、人生終末まで気ままに、好奇心全開で、満足して過ごす!
Posted by ブクログ
色んな国でのホームステイを通じて、その国の生活や家事について学ぶ本。人生における楽しみを見出し、生活を楽しむことが大切。色々と学ぶことがあった。充実した人生にしたい人に。
Posted by ブクログ
海外暮らし体験の記録。60〜70代で単身、ホームステイに飛び込んで行き、楽しみ尽くす姿勢がとても新鮮に感じる。
家族内でのこどもの役割を勉強だけに収めず、社会参加や協働の視点からも、自然と家事に参加する環境が作れたらなあと思う。
Posted by ブクログ
驚きました
70歳過ぎてホームステイ
私もやりたいと思いました
フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリアでのホームステイの楽しい体験談
人が好き、人生楽しんでいることが伝わってきました
ポーランドの食事時間は、6時朝食、11時スナック、仕事終了が4時、4時過ぎてランチ、夕食は軽く、1日4回に分けて食べる
と説明したのが、ポーランド人と結婚した日本人女性
フィンランドのホームステイ先は、小学校を家にした人
シュタイナー教育も触れています
とてもワクワクする本でした
Posted by ブクログ
どこの国に住んでいても、基本的な家事は、みな同じ。でも、少しずつお国柄や個性が表れていたりする。
普通の旅行の本よりも、よりその土地の暮らしぶりがイメージできて、おもしろかった。
Posted by ブクログ
最近、本を読むと眠くなってしまって、あーもうこれは読書好きじゃなくなったんかなと思ってたら、この本は一気に読めた!
面白かったぁー。
押しつけがましくなく、けどちゃんと伝えたいことはしっかり書いてある。
好きな空気〜!
70代後半、びっくり。
パワフルな60代以上の女性は憧れしかない。かっこいいなぁ。
5カ国各々の暮らし、家事のことがよくわかる。男女の家事分担やら、外注やらも。家事は有償。いい言葉だ。
フンフンと色々頷けるところがあるのだけど、
それだけじゃなくって、海外ならではの街並みやおいしそうなものの話もたくさんある。
読んでると、明日からの毎日が、少し愉快に捉えられるような。
特に、お礼の料理をふるまうとき、失敗してしまったって内容なのに、結びの言葉が「よし、明日も頑張ろう!」笑
大好き。
わたしもこのマインドでいきたいです。
Posted by ブクログ
ヨーロッパ(フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリア)の家庭に小ホームステイをしてその国の暮らしを家事を通して見つめる1冊
私はやっぱりイタリア人の陽気で今を生きてる感じが好きだなと
年齢問わずパーティ出来る素敵さにほっこり
ただ日本の家事の男性の実態に少しだけ悲しいなぁと。
Posted by ブクログ
暮らし体験 を綴ったヨーロッパ編
観光とは違う角度から、他の国の人たちの暮らしを一緒に体験しているかのようでとても面白かった
大好きなフィンランド編もあって嬉しかった
家事論については、共感
日本の女性の負担を減らすためにも、家事男子が増えるように変わっていったらいいのにな
そして反省は子供の家事
自分がやった方が早いからと、なかなかさせていなかったけど、人間形成の基本は暮らしと読んで気付かされました!
少しずつでも今から家事をすることで、大人になった時の経験値が違うよね!
一緒にやるようにします!
Posted by ブクログ
いいな~。
70代後半である著者の行動力に感心した。
毎年海外へホームステイに出かけるなんて、日頃狭い範囲で小さく生きてる平凡な私には夢のようなお話。
著者はホームステイのことを「暮らし体験」と呼んでいる。初めての体験地は、48歳でのスウェーデン。
この本の中では、フランス、ポーランド、フィンランド、ノルウェー、イタリアでの体験が綴られている。
「家事」をテーマにした探求心あふれる観察記録ともいえる。短期間だが暮らし体験というだけに、自身の興味あるテーマに沿って動き、また、本人もホストファミリーへのお礼の夕ご飯を作る(時に失敗)など興味深いし面白い。
この行動力、少しでも真似できたらな~
Posted by ブクログ
ヨーロッパ5か国での「暮らし体験」で知った家事と生き方再発見。
1か国目 フランス(2011年)ーかっこよく暮らす
2か国目 ポーランド(2005年)ー豊かさを目標に暮らす
3か国目 フィンランド(2003年)ーナチュラルに暮らす
4か国目 ノルウェー(2009年)ーシンプルに暮らす
5か国目 イタリアー(ジェノバ2008年)、
(アルバアドリアティカ2019年)フレンドリーに暮らす
70代後半の著者の、パワフルなホームステイのエッセイ。
ヨーロッパ5か国での、受け入れてくれた家族との生活は、
短い期間だけれども、得るものがいっぱい。というか、
パワフルに様々なことを吸収していく行動力のすごさは驚き。
その国の背景、その地域の自然環境に即した生活は、
衣食住に凝縮されていて、それらをつぶさに観察している。
家族における家事の役割、親子の在り方、家族や友人との関わり。
各々のホストファミリーの家事において大事なことは何か。
それらから見えてくる生き方や暮らし方から得られた、
様々なヒントをも示してくれる。
スーパーマーケットや街でのグルメ、観光の話は楽しく、
ホストファミリー宅での食事の記録も興味深かったです。
シンプルな食事だけど、愛情たっぷりな感じです。
すごいのは、著者もお礼に料理を作って振舞うこと。
これって、なかなか出来ないことですよ~。
あ、イタリアのスーパーマーケットのショッピングカゴ、
写真が見たかったなぁ。床を転がすって、どんな仕様?